連勝で首位争いになんとか留まっているウルブス。しかしサンダー、ナゲッツも中々負けないので差は詰まりません。一方でクリッパーズが調子を落としており、ほぼ3位以上は堅そうです。
ピストンズはカニングハム、デューレン、トンプソン、アイビーなど多くの若手をロスターに揃え、個々の成長とチームとして規律などを構築している最中ですが、この試合アイビーが欠場、スターターにはサッサー、エボウムワン、メトゥが入っています。
ウルブスはナズがスターターに。KATが離脱した直後はカイルがスターターでベンチからナズが出てきてツインタワーの形をとっていたのですが、ここ数試合はスターターに2人を並べてベンチメンバーになるとスモールにしたりと色んな形を使っています。
コンリーのフローターが決まって始まると、ピストンズはメトゥからデューレンに合わせて得点。ゴベアに対してデューレンがどれだけやれるかは気になるところです。
シュート力に課題のあるカニングハムですが、マクダニエルズはツーメンゲームに対してアンダーを使わずについていきます。ゴベアは下がっているのでミドルを一本決めますが、同じプレーをすると今度はゴベアにミドルをブロックされます。
さらに続けて同じようなプレーからミドルを決めると、次はデューレンとのパス交換から3Pに。ゴベアを攻めていくカニングハム。さらにサッサーとのツーメンゲームからゴール下を決めるデューレン。
ウルブスはナズのドライブ、ゴベアのオフェンスリバウンドからナズのダンク。カニングハムが3Pを決めて早くも10得点としますが、ウルブスもマクダニエルズが3Pを決めついていきます。ピストンズがターンオーバーするとウルブスのタイムアウト。ディフェンス面での修正をしてきそう。
タイムアウト明けカニングハムがオフボールで動いてデューレンとのPNRで得点するとゴベアに代えてカイルを投入。さらにモリスも入ってきますが、カニングハムはそのモリスの上からミドル。カニングハムってこんなシュート入ったっけ?
さらにゾーンに変えたウルブスはエドワーズがカニングハムからスティールすると速攻3Pを決め6点リードに。
サッサーとのツーメンゲームでワイズマンとエドワーズのミスマッチを作ると、カニングハムはそこを使おうとしますが、エドワーズ相手にポジションを取れないワイズマン。ミスマッチになっている事に気づくのも遅く、結局サッサーがナズと1対1でミドルを外します。ボックスアウトでも完全にエドワーズに負けていたワイズマン。マクダニエルズ相手にミスマッチになった2回目はなんとか決めたけどね。
さらにワイズマンはゴベア相手にFTのオフェンスリバウンドを取られると、そのまま押し込まれてダンクに。悪目立ちしているワイズマン。
カニングハムがベンチに下がってオフェンスが厳しくなるかと思ったピストンズですが、3Pとフリンのドライブでなんとか25-30で1Q終了に。
2Qゾーンにしてきたピストンズに対してカイルがドライブで決めると、さらにカイルはドライブからFT獲得。フリンがプルアップ3Pで反撃すると、さらにミドルも決めて3点差に。フォーニエも出てるけど、メインハンドラーはフリンなのね。
ウルブスのシュートが入らない時間が続き1点差まで詰められますが、ピストンズのターンオーバーからゴベアのダンクになるとピストンズのタイムアウト。
タイムアウト明けブラウンが見事なカットプレーからレイアップになりますが、これを外してしまうブラウン。さらにピストンズのボール回しに対してウルブスの3ガードがうまくローテして守り切ると、NAWの3Pで再びリードを広げます。
その後すぐNAWにマクダニエルズ、ウォーレン、ツービッグとさらに形を変えるフィンチ。ピストンズはカニングハム、デューレンが戻ってきますが、1本ずつシュートを落とすとウルブスはゴベアとエドワーズを交代し、今度はウイングを3枚並べるラインナップに。まじでいろんな並べ方するねこの試合。
しかし、ナズがこの試合3本目くらいのフリーの3Pを外すと、ブラウンの3Pなどで追いついてくるピストンズ。ここまで4/15のウルブスの3P。その後もナズが3Pをミスするとリバウンドからデューレンの速攻ダンク、エドワーズが3Pを外して逆にサッサーの3Pが決まりピストンズが逆転。
タイムアウトを取ってスターターに戻したウルブスですが、コンリー、エドワーズと連続でシュートを落としますが、マクダニエルズが1本ドライブで返すと、ようやくエドワーズのポストアップからナズの3Pに。同点。
さらにナズは前半ラストオフェンスでコンリーとのPNRでレイアップを決め47-45で前半終了。
カニングハム1人に困ったウルブス。マクダニエルズがカニングハム担当しているけど、うまく剥がしていたカニングハム。逆にウルブスは3Pが入れば一気にリードを作れそうな展開なのですが、これがなかなか入らない。
後半エドワーズとゴベアのPNRが決まって始まると、ピストンズは連続ターンオーバー。お互いにインサイドを攻めていきますが、ウルブスはゴベアがターンオーバーをすると、ピストンズはメトゥ、デューレンがゴール下を連続ミス。ようやくナズがポストアップからインサイドで得点。
ですが、エドワーズがカニングハムに抜かれてダンクを食らうと、ターンオーバーからメトゥのダンクになり2点差に。なかなか離せないウルブス。
両チームとも一向にアウトサイドが決まらなさそうな展開が続くと、メトゥがファールを受けながらダンクを決めてピストンズリードに。
カニングハムが積極的なアタックで5点差にするも、ウルブスはマクダニエルズがやっと3Pを決めます。カニングハムカニングガムのピストンズですが止められないウルブス。ドライブの連打から外れたもののプルアップ3P、ツーメンゲームからインサイド合わせとカニングハムのゲームメイクが思い通りって感じ。
ですがカニングハムが下がるとカイルのand1などで再びウルブスリードに。
3Q後半になって少しギアを上げたエドワーズがドライブを決めFT獲得。2本とも外してしまいますが、オフェンスリバウンドからNAWのand1に。これもFTは外します。本当にこの試合はシュートが入らないねウルブス。
カニングハムがいない時間フォーニエに繋いでほしそうなピストンズですが、シュートを外すとエドワーズにスティールまでされるフォーニエ。前半はフリンがなんとか繋いでたんだけどね。フリンはそんな続かないよね。
そしてゴベアのオフェンスリバウンドからNAWの3Pが決まりウルブスの12点リードになります。
3Q最後のオフェンスはエドワーズのターンオーバーで終わりますが、66-78でリードを作り4Qへ。
4Q積極的に打ってくるフリン。俺がやらなきゃ。みたいな感じ。
フリンに連続得点を許します。が、コンリー、マクラフリンと3Pを決めるとそのフリンがキャッチミスでターンオーバー。ウルブスもターンオーバーを連発しますがピストンズも付き合ってターンオーバー。
グダグダしてきた試合ですが、ゴベアのオフェンスリバウンドから再びNAWが3Pを沈め15点差に。ピストンズはすぐにフリンが3Pを決め返しますが、カイルのドライブが決まったところでタイムアウト。
カニングハム、デューレンを戻すと、ウルブスはメトゥをワイドオープンにしてしまい3Pを決められます。ゴベアがand1で返しますが、すぐにカニングハムがミドルを決めます。さらにFTで2点加えますが、マクダニエルズがドライブからand1でまた15点差に。
ここでも3Pを沈め、さらにデューレンにアシストと出来ることはやっているカニングハムなのですが、マクラフリンの3Pで押し戻されると残り3分で15点差に。
マクダニエルズにもインサイドで決められて終戦の予感。残り2分になるとお互いガベージ要員に。エドワーズは結局4Qまるまるお休みできたね。
最終スコアは91-106で完勝。エドワーズが9得点ながらもマクダニエルズとナズがそれぞれ20、21得点。ピストンズはカニングハムが1人気を吐いたものの、アシスト2と周囲との連携を分断されてしまった。
同日にナゲッツとサンダーが負けたためにこの勝利でウルブスはサンダーと同率で首位ナゲッツと0.5G差に。次の試合はナゲッツとの直接対決です。