昨季とほぼ同じ勝率ながらここまでプレーオフストレートイン争いとなっているキングス。マレーの成長もあり、サボニスも健康で素晴らしい活躍を見せているのですが、なかなかウエスト上位に食い込むまでは勝てていません。
ウルブスは激しい首位争いの中でここまで何とか首位を守っています。
フォックスが欠場のキングスはエリスが代わりにスターターに。
ハータとのマッチアップになっているマクダニエルズのインサイドで始まると、キングスはサボニスの連続得点からハータの3P。エリスがゴベア、エドワーズからスティールするとマレーの3Pも決まり10-2とキングスリードに。トランジションでバーンズの3Pまで決まり15-2になると、ウルブスはマクダニエルズがFTでなんとか得点します。
試合開始5分で4つのターンオーバーを喫したウルブスとターンオーバー0で3Pが4/6のキングス。そりゃキングスペースになるよね。3Pで広がると今度はサボニスがゴベアとの1対1を制して得点と中外自在に点数を重ねていきます。
ナズとモリスが入ってくるとキングスのシュートが落ち着いたこともあり、ウルブスのオフェンスも多少形にはなりますが、マレー、モンクにドライブを許すと再びキングスの2ケタリードになります。
キングスも1Q終盤にはライルズをいれてサボニスとのツービッグに。サボニスは1Qだけで12点8リバウンドと大活躍。ようやくモリスが決めて1本目の3Pが決まるとNAWも続けて3Pを決めてなんとかかんとか30-22の8点差で1Qを終了します。エドワーズのドライブを止め続けたキングス。ダブルチームとかではないんだけど、最後のシュートの所は絶対に誰かがコンテストすることでシュートミスを誘えていました。
2Qに入るとこの試合はマクラフリンがコンリーと並んで登場。カイルいないとはいえ本当フィンチはガード並べるの好きよね。しかしそのマクラフリンの所はディフェンスで厳しそう。キングスがマクラフリン狙ってきてないから助かっているけど。
やはりオフェンスが苦しいと思ったのかKATを戻しナズとKATにするフィンチ。マクラフリンがドライブを決めるとそのKATがコンリーとのPNRからand1を決めますが、キングスはこれにチャレンジ。しかし失敗となりウルブスは5点差まで追い上げます。
しかしキングスのミッチェルがマクラフリンに仕掛けてand1を決め返します。ここからレンのゴール下、ミッチェルのドライブ、KATのドライブ、マクダニエルズのカットプレーと展開が早くなっていきます。早くなるとキングスの方が強そう。1Q0/6でFTの2得点だけだったエドワーズが戻ってくるとドライブからNAWのコーナー3Pをお膳立て。ドゥアルテはお得意様だよねエドワーズ。
さらにマクダニエルズのドライブで2点差に追い上げるウルブス。ですがKATがサボニス、バーンズに連続でファールをすると3つ目となりベンチへ。それでもエドワーズが3Pを決めて逆転。バーンズにドライブを決め返されますが再びジャンパーを沈めるエドワーズ。
ウイングは結構頑張ってシュートを落とさせて入るんだけどリバウンドで負けているウルブス。サボニスにもオフェンスリバウンドを取られるとゴベアのファールでFTに。
ウルブスオフェンスはエドワーズ連打になりますが、インサイドを1Qよりも広くスペーシング出来ているので簡単にペイントまでドライブしFTで得点を稼いでいきます。ディフェンスではサボニスに対してアウトサイドまでプレッシャーをかけていくゴベア。ボールを持たせないように守ってる感じですが、あんまりうまくないゴベアなのでファールも増えます。
エドワーズがゴール下でマレーを止めるとコンリーがドライブからFT獲得しウルブス3点リードに。しかしキングスはこの試合まだ1本も落としていないミッチェルがドライブからand1で追いつくとエドワーズがドライブからゴベアに合わせ得点。前半最後にバーンズがコーナーからブザーと同時に3Pを決めて60-59で後半へ。
よく盛り返したウルブスとちょっとフォックス不在なのが辛くなってきたキングス。ミッチェルが得点面ではよく頑張っているんだけど、そこからの展開力が全然違うよね。
エドワーズが欠場になりNAWが代わりに後半スターターに。こうなるとステップアップしてほしいマクダニエルズがドライブから決めますが、コンリーがKATへのパスをミスすると速攻を食らいます。さらにエンドラインスローインでサボニスからエリスへの合わせが決まると、マクダニエルズが3Pを決めますがバーンズ、ハーターと決められ6点ビハインドとなりタイムアウトのウルブス。
さらにコンリーがゴベアの足を踏んで捻ったらしく下がってモリスが出てきます。ゴベアがやっとサボニスをブロックし止めるとサボニスが倒れている間にマクダニエルズのコーナー3Pに。ドライブからもFTを獲得するなど積極的なマクダニエルズ。
ゴベアがバーンズを押し込んでのダンクに成功すると同点になりキングスのタイムアウト。タイムアウト明けにモリスがマレーからターンオーバーを引き出すと、ゴベアがサボニスからスティール。オフェンスは失敗しますがKATに代わって入ったナズがポストから得点して2点リードに。ですがすぐにマレーのFTで同点。
サボニス、モンクが連続で3Pを決め再びリードするキングス。さらにゴベアがオフェンスファールで4つ目に。ベンチに下がってKATが出てきます。
コンリー相手だと簡単に得点していくモンク。ミッチェルもトランジションでレイアップを決めますがKATのドライブ時に痛めたっぽいサボニスがロッカーに。
モンクモンクでリードを広げ91-82で4Qへ向かいます。
さすがにエドワーズ不在で厳しい雰囲気が漂ってきたウルブスは4QマクラフリンPGで始まります。まぁキングスもフォックスいないんだけどさ。
まずはKATのフックで得点とNAWのオフェンスリバウンドからナズの3Pでいいスタートを切りますが、マクラフリンがミッチェルに抜かれてドライブを決められます。さらにナズはライルズ相手のドライブからand1で1点差に。
マクラフリンがようやくミッチェルを止め、NAWがドライブからFTを獲得しますが1本しか決められず、モンクにミドルを決められます。ストップザモンク。
するとついにマクダニエルズが3Pを決めて逆転に。マクダニエルズが積極的なのはいいな。
と思ってたら再びモンクが連続で決めてタイムアウトのウルブス。
3点ビハインドになりますがタイムアウト明けゾーンのキングスはゴベアを空けてしまいダンクに。ですがマクラフリンがターンオーバーを喫しマレーに速攻を食らい5点差に。マクラフリンがきつくなったのでKATを戻してスリービッグにします。
コンリーが難しいプルアップ3Pを決めるとモンクが決め返せず。ですがナズがターンオーバーをしてモンクにダンクを決められます。ターンオーバーが多すぎるよ。
マクダニエルズが3Pを決めるとキングスはタイムアウト。スリービッグ継続のウルブスはサボニスをゴベアが止めコンリーがバックカットからレイアップで同点に。キングスはオフェンスリバウンドからモンクの3Pに繋がります。ですが乗ってきたウルブスはKATがステップバック3Pで再逆転。
残り2分半でモンクの3Pが決まりキングスの2点リードに。ウルブスはボーナスなのでコンリーがファールを受けFTになりますが1本しか決められず1点差。KATがモンクとの1対1を止めるとナズの3Pは外れますがオフェンスリバウンドからマクダニエルズ、ナズとボールが渡り逆転のレイアップに。
ですがすぐモンクがドライブから決めると、KATのコーナー3Pが外れますがサボニスを止め残り1分でウルブスオフェンスになるとゴベアがゴール下でサボニスにファールを受けFTに。1本決め残り40秒で同点に。
バーンズのシュートが外れますがオフェンスリバウンドのキングス。マレーのシュートも外れますが、リバウンドに飛び込んだゴベアがファールを吹かれ退場に。と思ったらレビューでコンリーのファールになりゴベアは生き残ります。残り16.9秒でキングスのサイドスローインからモンクのディープ3Pはエアーボールに。2.9秒でウルブスは逆転のチャンスを得ます。ですがいいシュートにつなげることができずにオーバータイムへ。
オーバータイムでもスリービッグ継続のウルブス。キングスは最初のオフェンスでマレーが決めますが、マクダニエルズがトップから3Pを決めキャリアハイの26点目。さらにサボニスをスリービッグで守り切るとリバウンド争いでサボニスのファールでサボニスは退場に。
お互いにシュートが外れる展開になりますが高さですり潰していくようなウルブスはオフェンスリバウンドからKATのドライブ、ファールでFTになると、2本とも決めて残り3分で3点リードに。ですがモンクにスイッチしたゴベアがナズとの受け渡しでワイドオープンにしてしまい同点の3Pを決められると、KATの3Pは外れ、さらにPNRからモンクの3P。一気に逆転されるとナズはブロックされハーターの3Pが外れて助かったウルブスは残り1分半で3点のビハインド。
タイムアウトを取りますがタイムアウト明けゴベアがゴール下をミスするとキングスはオフェンスリバウンドからモンクのFTに。ですがこれを2本外してしまうモンク。
千載一遇のチャンスでしたがKATがコーナーのナズへのパスを失敗しターンオーバーに。キングスは決めれば勝ちにぐっと近づくジャンプシュートをハーターが外して残り17.5秒でのラストオフェンスにかけます。
この試合好調のマクダニエルズに打たせたいところでしたが結局NAWのドライブからコーナーのナズの3Pになりますが、これが外れてゲームオーバー。124-120で敗戦となりました。