ウルブスファンの独り言

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オールスター明けB2B中2日でB2Bのホーム7連戦の4試合目グリズリーズ戦です。モラントだけでなくベインまでも離脱し、ビンスウィリアムスやらGGジャクソンやらよくわからん選手が出てきて、オールスター後2試合は5分しか出場がなかったハートを除いて全員が2ケタ出場時間を得ていて、来シーズンに向けてのアピール合戦になっているようなグリズリーズ。しかしこの2試合で平均106.5点と前戦のスパーズと同じくとにかくオフェンスが酷いことになっています。

モラントとベインの離脱で成長を期待したJJJは得点こそキャリアハイを記録しているもののFG%,3P%,REB,BLKで軒並み数字を落としており主力2人がいない中で満足できる成績を残せていません。

ウルブスはKATが戻ってきたのと、前の試合で足首を痛めていたエドワーズも無事に出場、同じく前の試合で痛めたカイルアンダーソンは欠場です。

試合はJJJの3Pから始まるとさらにビンスウィリアムスも3Pを決め、全体的にプレッシャー強めで守るグリズリーズペースで進みます。エドワーズにはビンスウィリアムスがフェイスガードで守ります。JJJのFTとザイアーウィリアムスのオフェンスリバウンド押し込みで10-0になるとタイムアウトのウルブス。コンリーにプレッシャーをかけられており、なかなかオフェンスを構築できません。

タイムアウト明けもエドワーズにボールを渡せないウルブスはようやくセットプレーでエドワーズにボールが渡りますが、レイアップをミス。コンリーはプレッシャーを嫌がりバックコートバイオレーションになるなど、グリズリーズのプレスに完全にハマっています。

JJJがゴベア相手にドライブを決めると14-0に。KATがようやく3Pを沈めて初得点とします。さらにゾーンに変更するとグッドウィンはフローターをミス。ザイアーウィリアムスもドライブからのシュートをミスします。ゴベアが効きだしたウルブスとドライブからのゴール下合わせ担当がいないので苦しそうなグリズリーズ

オフェンスではエドワーズがボール運びになり、そのまま仕掛けていく形でなんとかしていますが、JJJとアルダマに3Pを決められます。マンツーマンになると追いかけきれない感じ。

この試合も一番にベンチから出てきたのはモリス。最近は最初にPGから変えていくフィンチ。

ナズも出てくるとリバウンドからボールを運びエドワーズのand1をアシスト。グリズリーズはゾーンに対して苦戦しているので早い展開でマンツーマンにさせたいところ。

しかしグリズリーズはKATを捕まえるのが遅くなり3Pを決められると、JJJのポストアップはナズに止められ、エドワーズがドライブからFT獲得。段々苦しくなってきたグリズリーズ

ナズの3Pでウルブスが逆転となります。ですが渡辺がダンクをアシストするとエドワーズがドライブの時にJJJの腕を掴んだとしてオフェンスファールに。これに抗議してエドワーズがテクニカル。

GGジャクソンのFTもあり26-24で1Q終了。リードしているのはグリズリーズですが、1Q後半はウルブスのペースで進みました。プレッシャーを少し緩めてしまったのも要因だよね。

2Qウルブスはナズとゴベアにガード3枚を並べて開始。対してウイングを並べているグリズリーズ。ローズが出ていますがアタックすることはほとんどなく、ハンドラープレイよりもウイング的な動きをしています。そんなことできたのか。

さらにモリスからマクラフリンに交代しナズの3PとNAWのドライブで再び逆転。センターが足りないグリズリーズはアダムスが欲しい感じだけど、なんで放出しちゃったんだろ。

GGジャクソンが一人頑張ってシュートを決め続けると、ララビアも3Pで続きます。

しかしウルブスもナズが止まらず3本目の3Pを決めると、モリスのドライブに対してナズを捨ててマクダニエルズをケアしに行ったJJJ。4本目も沈めます。

グッドウィンのオフェンスリバウンドから3Pを決め返すJJJですが、オフェンスリバウンドを取られたモリスもドライブからand1。そしてここまで静かだったマクダニエルズがブロック、ヘルプと見事なディフェンスからターンオーバーを誘うと、スローインで戻るのが遅れたグリズリーズに対してワンパスでJJJの上からダンクに。

さらマクダニエルズはコーナーから3Pを沈めます。がいまいち流れに乗れないウルブスはKATがエドワーズへのパスをミスしてターンオーバーになると、ようやくグリスリーズはハイポストに入ってきたザイアーウィリアムスからJJJのゴール下合わせでダンクに。ゾーンを攻略します。

KATのポストアップに対してゴベアとエドワーズが同時に同じカットプレーをしてターンオーバーになるなどよくわからんオフェンスになっているウルブス。前半最後にはザイアーウィリアムスがブザービーターで3Pを決めて53-50で後半へ。

KATとゴベア、コンリーがオフェンスで流れを止めてしまっている感じ。逆にグリズリーズは5アウトの形からよくオフェンスリバウンドに飛び込み、オフェンス力の無さをカバーしています。ハードワークが一番大事。ってね。

3Qエドワーズの難しいドライブレイアップから始まりますが、相変わらずターンオーバーから失点していきます。コンリーが3Pを決め、ゴベアのダンクも出ますが、アルダマに簡単にぶち抜かれるKAT。

グリズリーズもウルブスに付き合うようにターンーオーバーをしますが、FTとJJJでなんとかリードを保ったまま進みます。あとはオフェンスリバウンドを改善できていないウルブスの問題。ツインタワーなのにね。

じわじわと差は開きグッドウィンの3Pで9点差となります。さらにJJJに決められ2ケタ差に。しかしこの試合ナズがずっと助けられているウルブスはここでもナズがand1を決め、さらにマクダニエルズがトランジションでねじ込み6点差に戻します。KATがちょっと邪魔しちゃってる。

グリズリーズはザイアーウィリアムスがコーナーからタフ3Pを決めますが、密着マークに慣れてきたエドワーズは簡単に裏を取りダンクに。JJJにエドワーズをマッチアップさせ、マクダニエルズ、NAWでグリズリーズのオフェンスの起点をつぶしていくとエドワーズはJJJの上から3P。完全に上を行きます。

続けてJJJを止めるとC2Cでレイアップを決めこのQ14点目のレイアップで2点差に。NAWもC2Cで同点。エドワーズ、NAWで攻守で違いを作っていきます。

マクダニエルズはララビアにFTを与えますが、NAWがエドワーズのスクリーンを使ってドライブするとand1。エドワーズがオフボールでも働くようになっているのびっくり。

残り1分で出てきたモリスがグッドウィンを完封しターンオーバーになると、エドワーズがJJJからファールをもらいFTに。JJJはこれで4つ目。

ビンスウィリアムスがタフショットを決めますが、エドワーズが残り5秒でボールを運んでそのままドライブするとFTを獲得し2本きっちり沈めて85-88とし最終4Qへ。

お互いオフェンスが決まらずに始まりますがモリスが速攻レイアップをミスするとカウンターでアルダマのダンクに、しかしNAWのキックアウトからモリスが3Pを沈めます。が、3Pが決まらないウルブスは4Q開始3分でエドワーズをコートに戻します。

するとまたもやモリスに促されてオフボールで動きダンクに。この試合何回もみたプレーで3点リードとします。さらにグリズリーズがオフェンスファールにJJJの3P、ビンスウィリアムスのドライブが外れるとナズがトランジションでダンクを決め5点リードに。

タイムアウトを取り、JJJのand1が決まりますが、ナズがオフェンスリバウンドからFTで得点。しかしザイアーウィリアムスに抜かれてファールをするとマクダニエルズと交代のナズ。

ここでKATのワンビッグにしてきたフィンチ。KATはそれに答えるようにドライブを決めます。

さらにワンビッグにしたことで空いたインサイドにNAWがドライブを決めると、エドワーズもザイアーウィリアムスをぶち抜いてダンクに。ワンビッグが大成功のフィンチとウルブス。

残り4分ほどでタイムアウトを取るウルブスですが、ラインナップは継続に。今までだったら絶対スターターに戻してたフィンチなのに首位争いがチームを成長させているのかな。

タイムアウト明けNAWの3Pは外れますが、リバウンドを取ったアルダマに対してマクダニエルズがプレッシャーをかけて8秒オーバーに。このオフェンスでもエドワーズがドライブからジャンパーを決めて残り3分8点差に。

グリズリーズはJJJがFTを獲得しますが1本しか決められず。KATの3Pは外れますが、GGジャクソンの3Pも外れます。続けてモリスも3Pをミスするとリバウンドのルーズボールでマクダニエルズがファールを取られFTに。2本決められ5点差に。

3P3Pになっているウルブスは苦しいのですが、JJJもステップバック3Pをエアーボールにしてしまいます。ようやくエドワーズがドライブすると簡単にダンクになり1分半7点リード。

最後はJJJの3Pが外れ、そのまま速攻でマクダニエルズのダンクになり勝負あり。

101-110で試合終了。この試合は勝てたことも大きいけど、試合のクロージングでゴベアを使わなかったこと。ワンビッグのまま勝ち切ったことが大きいよね。

ゴベアを使わない方がいいとかっていう話ではなくて、今までは終盤はスターター一辺倒で戦っていたフィンチが、この試合は相手を見て効いていたワンビッグを継続できたってことが大事。まぁB2Bだったこととゴベアが試合前Questionableだったのが関係している可能性も十分あるけど、プレイオフに向けて相手の嫌がっていることをしっかり続けられたのはかなりの好材料