ウルブスファンの独り言

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'24 プレーオフ1回戦 LAL - DEN G2

ゲーム1で完敗を喫したレイカーズですが、なんかDloが叩かれていたのでゲーム2をDlo中心に見みます。まずその前にゲーム1のDloがどうだったのか見てみましょう。

 

ラッセル ゲーム1

41分出場 13点 3アシスト 3リバウンド

FG 6/20  3P 1/9  1ターンオーバー

 

まぁシュートが入らなかったことは確かですがADも 3P は 0/4 ですし、チームとして29本しか打てなかった3Pをラッセルが3分の1も放っており、プラスマイナスは4分だけ出場したヘイズとラッセルだけが+2と、イメージとしては中々アウトサイドが打てない状況の中積極的に打っていきコートを広く使おうとしたような感じで、決して叩かれるような数字ではないと思うのですが果たしてゲーム2はどうなるでしょう。

この試合もAD、レブロン、ハチムラ、リーブスと共にスターターのラッセル。最初のオフェンスでオフボールスクリーンでハチムラを動かしリーブスの3Pに繋げるもシュートは外れますが、トランジションで自ら3Pを決めます。さらに続けてプルアップ3Pで開始から3P 2/2と好スタートをきります。

止まらないラッセルはADのポストに預けてから貰いなおし再び3Pをヒット。前の試合で入らなかったのに強気に打てるのはラッセルの良さだよね。

トランジションでもレブロンにいいパスを通しand1にするなど、今の所悪いところが見つからないよ。

ディフェンスでもトランジションのオフボールで2対1を作られるもMPJとKCPなのでしっかりMPJの方をカバーしてKCPに打たせると、これがエアーボールになりリバウンドからADの速攻ダンクに。

シュートの入っているラッセルがかなり広めにポジショニングすることでコートが広がり、ドライブからのインサイド合わせなんかも出てきます。6分ほどでベンチに下がったラッセル。ここまではかなりいい出来に見えます。

試合はヨキッチに対してADをマッチアップさせているレイカーズがリードを取って進みます。これに対してヨキッチのところのツーメンゲームを増やしたナゲッツが、ポップしたヨキッチの3P、ロールしたヨキッチに合わせてレイアップとレイカーズディフェンスの連携の悪さを攻めていきます。

いつもはADが最後にゴール下で待っている形で守っているレイカーズですが、ヨキッチにマッチアップさせることでゴール下が空いてしまうのと、ツーメンゲームに対してADが中途半端なポジショニングになってしまう事でイージーが連発しそうな匂い。

ヨキッチに連続でやられたところでタイムアウトを取るとラッセルがコートに戻ってきます。ADのミドルを一本お膳立てするもその後は個人で突破しないといけない形が多くなり苦労するラッセル。ラストオフェンスでもファールドローを失敗しますが、3P3本決まったのが大きく28-24と4点リードで2Qへ。

2Qも頭から出場のラッセル。前半シュートが入った事でカウンタードライブなんかも出てきます。外したけど。

しかしアウトサイドは入るラッセル。レブロンのパスから4本目の3Pを決め12点とします。さらにボール運びからそのままプルアップを放つと5本目が決まります。いくらなんでも決まりすぎ。直後のヒートチェックを外して今日初めての3Pミスに。

ですがオフボールで献身的にスクリーンをかけディフェンスのずれを作ろうとしているラッセル。感じてくれている選手はほぼいなさそうだけどね。

結局2Qは出ずっぱりだったラッセル。最後のオフェンスでもプルアップ3Pを決めて6本目。前半だけで

試合はミドルが決まりまくった事でヨキッチをボコボコにしたADと決まりまくったラッセルで59-44と15点ものリードをもって後半へ。

ナゲッツはマレーにリーブスなのでいじめたいところですが、ナゲッツのアウトサイドが全く決まらずにレイカーズのディフェンスが収縮していることもありなかなかうまくいきません。

後半もレブロンとのPNRからand1を決めるAD。さらにもう1本and1が決まり、リーブスの3Pで20点リードに。

ラッセルは後半最初の3Pをミスするも、ADのポストアップでは動いてスペースを作って決めさせると、エンドライン合わせでハチムラに見事なパス。これはブロックされますが、レイカーズオフェンスを頑張って作っています。

2Q残り4分ほどでラッセルがベンチへ下がると、オフェンスが作れなくなっていくレイカーズ。リーブスとADのツーメンゲームで攻めますがADのスクリーンファールになると、ラッセルをコートに戻すハム。戻ってきてすぐにレブロンのトップからのアイソにポジションチェンジからコーナーでフリーになり3P。

10点差に追い上げられるも3Q終盤にはラッセルがドライブからファールドローでFTになったかと思いましたが、チャレンジで覆りナゲッツボールに。

3Q最後のディフェンスポゼッションだけ下がると再び4Q頭から出場のラッセル。過労死しちゃうぞ。

4Qは79-69でスタートすると、最初のオフェンスでゴードンが決め8点差に。

トップからのアイソを任されきついラッセルですが、苦し紛れに出したパスからプリンスが難しい3Pを決めます。ブラウンにレイアップを決められた後、レブロンのポストアップからフリーで3Pになりますが、決まらず。ちょっと疲れてきたかな。

さらにラッセルはADとのPNRからアリウープパスをミスしてターンオーバーに。

5点差まで追い上げられたレイカーズは残り8分でラッセルをいったんベンチへ下げると、リーブスがADのポストへのパスをミスしてターンオーバー。さらにADのシュートが落ちるとマレーのレイアップで2点差に。しかしここからレブロンが連続で3Pを決めるなど1人でなんとかして逆転を防ぐと残り4分のタイムアウトラッセルが戻ってきます。

戻ってきますが中々直接プレーに絡む事がないラッセル。絡んだら絡んだでナゲッツのプレッシャーディフェンスの餌食になります。その間もレブロンがスティールから速攻などリードを保っていたレイカーズですが、ついにMPJの3Pで同点に。

同点にされた次のオフェンスでラッセルはドライブからフローターを沈めますが、最後はレブロン連打から3Pが外れるとマレーがADの上からブザービーターを沈めてナゲッツ勝利に。

 

ラッセル ゲーム2

38分出場 23点 6アシスト 3リバウンド

FG 8/16  3P  7/11  4ターンオーバー

 

一時20点リードされながら逆転負けしたレイカーズですが、ラッセルは3Pを高確率で決めた上にオフボールでスクリーンをかけまくり、ADにポストアップを促し、1人でレイカーズのオフェンスに動きをつけていました。後半はADが抑えられヨキッチに逆襲されたことで厳しくなりましたが、正直見た感じラッセルがコートにいる間はレブロンにオフボールスクリーンを一つ噛ませてくれるので多少のずれを作れてからの個人技ですがラッセルがいなくなると、完全にレブロンのアイソ頼みになりきつくなっていた印象でした。

チームとしては千載一遇のチャンスを逃したレイカーズ。アウェイで貴重な1勝をあげられそうだったのですがクラッチマレーに阻まれ、2連敗でホームに戻ります。まだアウェイで2敗しただけといえばそれまでですが、この逆転はただの2敗以上に重い敗戦となってしまいました。厳しくなってきたね。