再びB2Bのウルブスは敵地でキャブスとの試合に臨みます。スケジュールが厳しい。
現在イースト3位のキャブスはガーランド、ミッチェルの不在中に勝ちまくりイーストの2位まで順位を上げましたがここ最近は戦績も落ち着き、バックスとの2位争いを演じています。ちなみにこの試合もミッチェルは欠場です。
モブリーもいないキャブスはガーランドにアレン、オコロ、ニャング、ウェイドのスターター。ウルブスは変わらずカイルがスターターです。しかも今日はフィンチがいないっぽいウルブス。
最初のオフェンスでコーナーからのドライブでダンクを決めるマクダニエルズ。KATがいなくなった今、マクダニエルズのオフェンス面でのステップアップは必須よね。
キャブスはアレンがミドルからインサイド合わせで得点していきます。ゴベアとアレンの戦いもキーになりそう。マクダニエルズにマークされているガーランドは抜けるのですがレイアップを連続ミス。ここの決定力が上がってこないとね。
アレンに連続でやられたゴベアですがオフェンスリバウンドからの押し込みでやり返し、さらにエドワーズがドライブからand1とペイントを攻略していきます。アレンがゴベアにブロックされると速攻でエドワーズのダンクになりタイムアウトのキャブス。ここまでお互い3Pがなくインサイドの攻防で先手を取ったウルブス。
ルバートを入れてきたキャブスですがそのルバートは速攻をエドワーズに止められます。ですがコーナーからニヤンが3Pをヒット。ここからお互いターンオーバーの応酬になります。エドワーズから連続スティールをしたキャブスはオコロのand1、ガーランドのドライブと続いたところでウルブスがタイムアウト。タイムアウト明けにナズのワンビッグになりますが、ニエンが2本目の3Pを沈めて逆転。ピックアップミスからルバートをフリーにしダンクも決められます。外中と来て、メリルの3Pで再びアウトサイドから得点。
ウルブスはナズのワンビッグなので空いたインサイドをドライブで攻略していきたいところですが、ドライブが決まったのはナズの2本のみ。珍しく1Q途中でベンチに下がったエドワーズの代わりに出てきたウォーレンが速攻で押し込み23-25で1Q終了。
マクラフリンが1Qから出てきたってことはモリスは今日はお休みなのかね。
2Q再びツービッグにしたウルブス。ウォーレンが1本決めるとゾーンに変えたキャブスですがナズのハイポストからのドライブにファールしFTとなると、ナズはさらにマクラフリンのキックアウトから3Pを決めます。フィンチがいないことで今まで見たことないローテーションで戦うウルブス。マクダニエルズがメリル相手にand1を決め7点リードとなります。
ウルブスはキャブスオフェンスに対して簡単には3Pを打たせないようにプレッシャーをかけているので、インサイドで何本か決めて収縮させたいキャブスですが、アレンがダンクをミスするなど中々インサイドで得点できません。
ようやくガーランド、オコロがペイントで決めますがNAWとナズの簡単なツーメンゲームからナズをフリーにしてしまい3Pを決められます。すると残り5分半ほどでスターターに戻すウルブス。見慣れないな。
スターターにもどしたウルブスですがゴベアがアレンにブロックされるとガーランドの3Pになり、さらにゴベアがレイアップをエアーボールするとガーランドがトランジションでレイアップを決め3点差に。レイアップをエアーボールってなんだよゴベア。
これで乗ってきたガーランドは連続で得点していきます。ここまで外れていたショートレンジのフローターも決まってきた。こうなると今度はガーランドからの展開で3Pを決めたいキャブスはウルブスのタイムアウト明けにガーランドからのキックアウトでオコロが3P。連続でやられていたのでオコロのマークだったカイルもインサイドに詰めちゃうよね。
さらにガーランドはドライブから簡単に決め、オコロのドライブからニエンがワイドオープンになり3P....はエアーボールになります。助かったウルブス。
エドワーズとナズのFTでなんとか繋ぐウルブスですが、ルバート、ニエンがアレンのスクリーンを使って動くとスイッチミスからルバートの3Pに。コンリーが1本返しますが、再びPNRからダイブしたアレンにカイルが引っ張られたところでニエンの3P。
ナズのワンビッグにしているウルブス。ナズはゴベアと一緒に出ている時はアウトサイドまで追いかけるのが仕事なのですが、ゴベアがいない時間帯にもそれをやってしまうのでインサイドががら空きになっちゃうんだよね。KATがいたころはツービッグなのでナズがアウトサイド出て行ってもKATがいたからいいんだけど、ワンビッグでそれやっちゃうとウイングがインサイドに収縮しすぎちゃうよね。
さらに前半最後のオフェンスでエンドスローインからルバートに3Pを許して50-54でキャブスリードで後半へ。
点数的にはそこそこ守れているウルブスですが、オフェンスで停滞してしまった。エドワーズから作っていく形ではなくフィニッシャーとしてエドワーズを使っているので、エドワーズから展開することが少ないのよね。かといってエドワーズ以外の所からは展開できるほど崩せる選手もいないし。
一方のキャブスはガーランドがドライブで切り裂いた後に3P攻勢と中外バランスよく攻めることができました。ゴベアがいるのでアレンのインサイド押し込みが少なく点数的には伸びませんでしたが、後半もガーランドがきちっとドライブを決め切れればゴベアを引き出せるでしょう。
後半が始まるとオフボールでのプレッシャーを強めてガーランドにはスイッチ対応のウルブス。アレンがショートレンジを外すとカイルがガーランド相手にポストから得点します。
ニエンがドライブから決めますが、ウルブスはコンリーがインサイドまで侵入するとゴベアを経由してマクダニエルズのコーナー3Pに。さらにカイルのポストプレイからエドワーズに合わせるとアレンの上からダンクを叩き込みます。アレンをにらみつけてテクニカルになったけどね。この試合ショートレンジを外しまくっているアレンが再びインサイドでシュートミスをするとマクダニエルズがオコロの上から決めて逆転。
さらにマクダニエルズはドライブからゴベアに合わせますが、ゴベアはワンフェイクでアレンを躱すとゴール下をエアーボール。これは酷い。そりゃDloも怒るわな。
エドワーズがスティールから速攻に行くニエンと膝をぶつけて2人とも痛みます。がとりあえず大丈夫そう。
オコロがショートレンジを連続で外したのに対して、カイルはショートレンジを決めてリードするウルブス。そのあとのドライブレイアップはエアーボールだったけどね。
ここでタイムアウトのキャブス。ルバートを入れてオフェンス解決を測ります。がそのルバートが3Pを外すとナズがコーナー3Pで5点差に。
ですがガーランドがナズ相手にプルアップ3Pを決めてさらにドライブからファールをもらいFTで同点。マクダニエルズはかなりフラストレーションが溜まってる様子。エドワーズがドライブを止められるとルバートがドライブからand1で逆転に。
ウルブスはエドワーズとウォーレンを並べてこちらもオフェンスの解決を狙います。が得点していくのはナズリード。3Pを決めると続けて速攻でFTを獲得し再逆転。
キャブスは今日目立っていないメリルが珍しくシュートを躊躇するも、ルバートが再びナズをせめてファールドローでFTに。ディフェンスで厳しいナズですが、オフェンス考えると外せないよね。
ここからアレンに対してファールしまくったウルブスはFTで失点していきます。ですがやられてばっかりではないナズがマクラフリンとの簡単なPNPから3Pを沈めると、キャブスは3Qラストオフェンスでルバートがパスミス。ウルブスもラストオフェンスはスローインからバックコートバイオレーションでターンオーバー。なんじゃそりゃ。
てことで80-79で最終Qへ進みます。
4Q最初のオフェンスでコンリーのシュートが決まったウルブスとオフェンスリバウンドを取りながらメリルの3Pがエアーボールになったキャブス。トランジションでナズがFTを貰いますが、ガーランドもドライブから決めて抵抗します。
ルバートのドライブに対してカイルが手を出してアウトオブバウンズになるとキャブスボールの判定にチャレンジし、判定覆りマイボールに。このオフェンスでコンリーゴベアのPNRからアリウープになります。
アレンも負けじとオフェンスリバウンドを押し込むと、ナズのハンドルミスからメリルの3P、さらにガーランドとアレンのPNRからアレンがand1になります。ここでエドワーズを戻したウルブスですがアレンのFTからオフェンスリバウンドを奪われると、ガーランドがエドワーズとの1対1を制して得点。キャブスペースに。
流れを止めたいウルブスですが、中々エドワーズにボールを渡せずに苦しみます。NAWがなんとか1本決めますが、ゴベアが謎ムーブかましてオフェンスファール。しかもこれがフレグラントになります。
メリルの3Pが決まらずに助かっているウルブスはカイルがメリル相手に決めますが、ここからお互いにオフェンス失敗を繰り返しタイムアウトに。タイムアウト明けからもお互いにシュートが入らない展開に。しかし入っていないだけのキャブスと明らかにオフェンスで困っているウルブス。
キャブスがタイムアウトを取り、タイムアウト明けアレンがFTを獲得しますが1本しか決められず残り3分で4点差になりウルブスのタイムアウト。ナズを入れてツービッグに戻します。困ったらナズ。のウルブス。
ここからエドワーズの仕事の時間なはずですが、一向に決まらないエドワーズ。3Pを連続でミスしますがコンリーのオフェンスリバウンドからナズが難しいコーナー3Pを決め1点差に。ナズ様様。
キャブスはアレンのインサイド合わせでやり返します。がウルブスもエドワーズからゴベア合わせで再び1点差に。ルバートの3Pが外れるとナズがオコロ相手にドライブから押し込み逆転。さらにガーランドのステップバック3Pが外れると、エドワーズが試合を決めに行きます。が、ミドルをミスしたエドワーズ。さらにリバウンド争いでゴベアがファールを吹かれると、テクニカルも吹かれて同点のFTを与えてしまいます。
試合は残り27.7秒97-97の同点でキャブスボールに。
ここでこの試合成功しているナズとガーランドのマッチアップを作り、アイソしますがガーランドのシュートをナズがブロックして24秒オーバーに。残り2.9秒でウルブスボールになります。成功していたのはナズ相手のドライブだったはずなのに最後はステップバックの3Pを狙ってしまったガーランド。
ボーナスまで1つファールが残っているキャブスはスローイン後すぐにファールをし残り2.2秒に。ウルブスは最後のタイムアウトを使いラストオフェンスにかけます。
ですが最後のエドワーズのシュートはエアーボールになりオーバータイムへ。
エドワーズは結局4Q無得点に終わりました。
ゴベアがいないウルブスはナズのワンビッグで延長に臨みます。キャブスもルバートをウェイドに代えてオーバータイム開始。
ガーランドのドライブフローターで先手を取ったキャブスですが、ウルブスはカイルのポストアップからナズの3P。7本目だってさ。
しかしキャブスもアレンがゴール下でマクダニエルズとナズを躱してダンクで逆転。
さらにオフェンス失敗からガーランドの3Pにファールしてしまい、残り3分で3点ビハインドになったウルブス。ガーランドは最後の1本を外しますが、オフェンスリバウンドからドライブを決めて5点差に。厳しくなってきたウルブス。
マクダニエルズがFTを1本決めますが、アレンがゴール下でエドワーズ相手に決めてキャブス6点リード。
ウルブスはコンリーが何とかドライブからand1を決め、ワンポゼッション差に。
キャブスはアレンのFTで残り1分で5点リードに。さらにアレンが再びFTを獲得し2本決め7点差に。エドワーズのダンクが外れると勝負あり。104-113で敗戦。
エドワーズが急ブレーキで負けてしまった感のあるウルブスですが、ウルブスのエースって感じがものすごくする試合だったね。