ウルブスファンの独り言

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CLE - MIN

前戦B2Bナゲッツ相手に激闘を演じたウルブス、前回の対戦でアレンにボッコボコにされたキャブス戦です。ウエスト首位まで1.5G少し離されてしまったウルブスとイースト2位のバックスまで1.5G差のキャブス。どちらも上の順位を狙うなら落としたくない一戦です。

ゴベアとナズが復帰しましたが、ノービッグで完全エドワーズ仕様のスモールラインナップも見てて楽しかったからちょっと複雑。しかもスターターにナズを入れてKAT離脱以降初のツービッグスタートにしてきたフィンチ。ガルザをベンチから使うのかな?

そして中々主力の揃わないキャブスもモブリーとミッチェルが欠場でルバートとニヤンがスターターです。

最初のオフェンスでコンリーとナズのツーメンゲームから簡単にコンリーがレイアップ。キャブスはアウトサイドが連続で外れますが、速攻のオフェンスリバウンドからガーランドが決めます。

さらにナズがニヤン相手にポストアップから得点。ナズの復帰によってポストアップからオフェンスを作れるようになったのはウルブスオフェンスにおいてかなり助かるよね。元々そんなにオフェンス力のあるチームじゃないし、ナズ欠場中はエドワーズが止まると全体が止まっちゃってたしね。

ドライブに対して早めにヘルプが出て守る形のウルブス。キャブスは短いドライブからパスアウトでニヤンのコーナー3Pになると、ガーランドがツーメンゲームからジャンプシュートも決めます。ヘルプに出てくるゴベアに対してガーランドがしっかりシュートを決められるかどうかが大事。

ウルブスはオフェンスではキャブスのインサイドを攻略していきます。ですがマクダニエルズがパスをスティールされるとエドワーズがファウルをし、さらにタイムアウト中にこれがクリアパスと判定されFTに。さらにオーバーヘルプ気味のゴベアがインサイドを空けてしまいアレンのダンクに。ゴベアがマッチアップで優位に立ってるときってこーゆーことしがちだよね。俺なら全部止められるから。みたいな。

ペイントでの得点の後は3Pを決めるナズ。キャブスはオフェンスリバウンドからショートレンジを決めたアレンが早くも5つのリバウンド。

3Pが来ないキャブスに対してリバウンドからナズがボールを運ぶとそのままニヤンにアタックするとand1に。ここでかなりアドバンテージを作れそう。

キャブスがメリルを入れてくると同時にカイルとゴベアを交代しナズのワンビッグに。しかしアレンに対してファールをしてしまいナズは即ベンチに。するとここでゴベアを戻さずにマクダニエルズを戻してスモールの形に。ここ数試合のスモールラインナップに手ごたえがあったみたいなフィンチ。

キャブスがトンプソンのワンビッグになっていることもあって、ディフェンスで主導権を握ります。がNAWの連続ファールでのFTとターンオーバーで点数的には追い上げられます。

スモールにしてオールスイッチの形でいいディフェンスを見せると、エドワーズのFTとキャブスのラストオフェンスを止めてNAWのファールトラブルで入ってきたマクラフリンがエドワーズのパスを受け3Pを沈めて20-25で1Q終了。

スターターはツービッグで初めて、ナズのファールトラブルが起きるとスモールに変更しリードを取ったフィンチ。シーズン序盤からKAT離脱直後にはなかったラインナップの柔軟性。C陣が全滅していた時の経験がいい方向に出てるね。

2Qウルブスはゴベアを戻して3ガードに。一方でニヤンとメリルのシューター陣を並べて、ルバートのドライブから展開したいようなキャブス。

動き回るメリルにかき乱され、アレンとのハンドオフからメリルに3Pを決められますが、ゴベアのオフェンスリバウンドからマクラフリンが3Pをお返し。今シーズンはマクラフリンがよく入る。その後もルバートがプルアップで3Pを沈めると、モリスが3Pを決めるなど、シューティング大会に。

コンリー相手の1対1でドライブしたルバートですが、ゴベアのヘルプで止められると、マクラフリンが再び3P。流れがウルブスに傾きそうでしたが、マーカスモリスがレイアップを決め、アレンがカイルとのミスマッチを使い得点。

今度はゴベアがアレンをブロックすると、続けてオフェンスリバウンドの場面でアレンからファールを引き出します。ここでタイムアウトとなるとナズを戻して再びツービッグに。タイムアウト明けコンリーがオフボールスクリーンでマークを剥がして3P。10点差にします。

しかしここからオフェンスが止まるとメリルの3Pとオコロの速攻で反撃しますが、マクラフリンがコーナーから4本目の3Pを決めます。すぐルバートにカウンターを食らったけどね。

ナズがニヤンにand1を献上するとベンチに下げてゴベアワンビッグに。ガーランドとエドワーズが戻ってきますがマクダニエルズがディレイオブザゲームを取られキャブスにFTを与えてしまい2点差に。

マクダニエルズでボールが止まってしまうウルブスが停滞しているうちにメリルの速攻3Pでキャブスが逆転。エドワーズが見事なキックアウトを見せますが、マクダニエルズがコーナー3Pを決め切れず、ディフェンスではガーランドにフローターを許します。

オフェンスで困っているウルブスはコンリーに代えてマクラフリンを入れて解決を測ります。解決ってかとりあえず誰かシュート決めてくれ。みたいな起用法。

完全に気持ちが切れているマクダニエルズは審判に文句言ってる間にガーランドに仕掛けられ、無駄なファールが一つ。最後のディフェンスでもガーランドに抜かれますがフローターが落ちて49-46で前半終了。

前半印象的だったのが、エドワーズがかなり大胆にヘルプポジションを取るようになっていた事。今まではエースキラーというか、アタックしてくる相手に対して1対1で守り切るみたいなディフェンスが多く、たまに見事なヘルプを見せる。程度だったのですが、この試合はコーナーのマークマンに対して逆サイドまでヘルプポジションを取ったり、ドライブに対してかなり早めにコースに入ってドライブを消したり、ディフェンスでここまで継続的にいろんなところに顔を出すエドワーズは初めて見たかも。

あとマクダニエルズはスモールでオールスイッチしてた時の方が断然輝いていたね。ツービッグ、スモール両方使うことでディフェンス戦術の切り替えに苦労していた感じもあった。

後半キャブスはアレンがおらずトンプソンがスターターに。ウルブスはカイルがスターターに。

ガーランドのターンオーバーで始まると、エドワーズも連続シュートミス。

ウルブスは見事なボール回しからエドワーズの3Pになりますが、ルバートがマクダニエルズのチェックが遅れたところで3P。マクダニエルズがちょっと微妙。

さらにルバートはコンリー相手に1対1で決めると、ルバートオフェンスを連打していくキャブス。ガーランドで一本作りますがニヤンの3Pが外れ、トンプソンがオフェンスリバウンドを取るもターンオーバーになります。

エドワーズはニヤン相手にドライブしますがファールを受けると痛むエドワーズ。かなり痛そうにしていますが、ベンチには下げず。歩くのもしんどそうなんだから一回下げればいいのに。と思ってたらアレンがコートに戻ってきます。欠場じゃないのね。

ナズを入れてツービッグに戻すと、痛んでいたエドワーズがルバートを押し込みジャンプシュート。ゴベアがガーランドを1対1で守り切り、マクダニエルズが速攻でFT獲得。

ゴベアとのミスマッチになったら1対1で攻めるより、一回ボール離して他でアクションを起してヘルプに出ていくゴベアを狙った方が確実よね。1対1ならサイズもある事でそれなりに守れるゴベアだし。

お互いにドライブで決める展開が続いたところから、キャブスの連続ターンオーバーでゴベアの連続得点になり、リードを取り返すウルブス。ルバートとガーランドを並べて突破口を作りたいキャブスですが、マクダニエルズがタフショットをねじ込んで6点リードに。

しかし調子に乗ったゴベアが謎ドライブで外すと、コミュニケーションミスでゴベアがガーランドをワイドオープンにしてしまいます。がこれが決まらず助かったウルブス。

さらにガーランドはゴベアとミスマッチを作りアイソをしますがここでもゴベアに止められてしまいます。マクダニエルズのコーナー3Pは外れますが、ボール運びのモリスからスティールしレイアップに。ガーランドがロング2を外したところでウルブスはタイムアウト

キャブスはガーランドがちょっとやりすぎてるよね。シューターにも全然ボールが回らないし。タイムアウト明けガーランドを下げて、シューターを2枚にするとオコロが空いたインサイドにドライブしレイアップ。

そこからはお互いにオフェンスの失敗が続き66-72で4Qへ進みます。

ディフェンスではかなり優位に立っていますが、なかなか明確なリードを取れないウルブス。逆にオフェンスでは完全に封じ込まれているようなキャブスですが、なんとかディフェンスでついていっています。

まぁこのままディフェンスのやりあいになったらウルブスが有利だと思うけど、キャブスのシューター陣が決まりだしたら一気にひっくり返される可能性もあるから、大事なのはシューター陣を乗せないことかな。

とかいってたら4Q最初のオフェンスで逆にナズが3Pを沈めてスタート。モリスがミドルを沈めますが、カイルがニヤン相手にお返し。後半からボールに対して強めに出てくるウルブスに対してなかなか裏をとれないキャブス。24秒ぎりぎりのルバートのシュートが外れるとコンリーが3Pを決めて12点差に。

さらにカイルのポストアップからコンリーにパスが渡りイージーなゴール下になると、コンリーはさらにニヤンをブロックし、マクラフリンはニヤンからスティール。ナズのドライブダンクになり14点差にし、キャブスのタイムアウト

アレンがナズ相手だとちょっと中途半端なポジショニングになってしまっているのがきついね。戦術というよりはアレン個人の判断でポジショニングしてそうなので、アレンが迷うと一気にディフェンスに綻びが出るよね。

タイムアウト明けルバートがマクラフリンを攻めると滑ってしまいますが、なんとかモリスの3Pに繋がります。この試合チームがきついときに得点してくれるモリス。いい補強になってるじゃん。

ですがウルブスはコンリーのドライブレイアップに続いてリバウンドからの速攻でカイルのダンクになり再び2ケタに押し戻します。残り6分でエドワーズとマクダニエルズを戻して、マクラフリンとNAW、ゴベアと並べます。

マクラフリンがよくオフェンスを作ってくれますがなかなか決め切れないウルブス。キャブスもガーランドが決め切れずお互いに重くなりますが、エドワーズがガーランド相手にアイソを仕掛けたところからパスアウトでマクラフリンからマクダニエルズにボールが繋がりマクダニエルズの3Pが決まります。

ガーランドが1本返しますが、マクラフリン、エドワーズのツーメンゲームからボールを受けたエドワーズはマクダニエルズにキックアウトし、さっきと逆サイドから3Pを沈めるマクダニエルズ。キャブスはドライブから得点しますが、アウトサイドは決められたらダメだ的なディフェンスを敷いているウルブスなので、ドライブで決められる分には追いつかれないって思ってるね。

アレンがFTで得点しますが、トランジションでマクダニエルズがアレンをブロックすると、ガーランドの3Pも決まらず、逆にウルブスはエドワーズのドライブキックアウトからナズのコーナー3Pで残り2分半12点差に。

ここでナズを下げてカイルを入れるフィンチ。クロージングはカイルなのね。

ガーランドがドライブから決めますが、コンリーゴベアでアリウープ。オコロのドライブが外れるとここで勝負ありか。ボール運びでターンオーバーしたり、ファールゲームのFTを2本とも外したマクダニエルズがいたりしたけど、最後はそのFTのオフェンスリバウンドを奪うとコンリーが3Pを決め91-104でウルブス勝利。

この試合エドワーズは16点ながらも13リバウンド5アシスト。コンリーが20得点。