ウルブスファンの独り言

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MIN - LAC

キャブス、レイカーズに痛い連敗を喫して3位に後退してしまったウルブス。4位クリッパーズとの大事な一戦になります。この試合はゴベア、カイルが戻ってきてスターターに。KATの離脱から苦しんでいますが、フィンチとエドワーズはKATの不在を解決する事ができるのか、マクダニエルズが一皮むけてオフェンス面での成長を見せることができるのか。

そのマクダニエルズのコーナー3Pから始まったオフェンスはゴベアのオフェンスリバウンド、マクダニエルズのオフェンスリバウンドと3回のチャンスを得ますが、ウルブスは得点ならず。一方のクリッパーズはハーデンとズバッツのPNRで得点。

さらに24秒オーバーとやはりオフェンスで苦労しているウルブス。ズバッツのアウトレットパスをスティールしたコンリーからエドワーズのドライブで最初の得点になります。ジョージがカイルとの1対1で3Pを決めると、ハーデンの3Pも決まりリードするクリッパーズ

ウルブスはマクダニエルズからカイルの合わせでand1となりますが、ハーデンにマークされているマクダニエルズなので、もっと個人で仕掛けていきたいよね。フィンチがマクダニエルズをオフェンス面であんまり信用してない感じがするから微妙だけど。

お互いにオフェンスは個人技がベースなので、レナード、ハーデン、ジョージと3人起点がいるクリッパーズに対し、エドワーズ1人のウルブスはちょっと厳しそう。

オフェンスリバウンドでなんとかカバーしていきますが、シュートが入らずクリッパーズの10点リードとなります。ナズとNAWが入ってきて、ナズがオフェンスリバウンドから決めますが、足首を痛めて下がります。ここに来てけが人が増えてきたウルブス。

しかしすぐに戻ってきたナズ。大事に至らなくてよかった。

試合はジョージのダンクで15点リードに開きます。ここまで10点しか取れていないのもありますが、9分で25点は取られすぎ。ディフェンスが崩壊しているウルブス。それもシンプルに個人で崩されていることが多く、ここまでウイング陣のディフェンス力で勝ってきたウルブスにとっては大問題です。

両チームベンチメンバーが増えてくるとNAWが3P、ティップイン、ドライブとオフェンスでチームを助けます。しかし1Q終盤にはマクラフリンがハイランドにボコボコにされ34-21で1Qを終了します。

エドワーズが50点位とらないと勝てなさそうなウルブス。ターンオーバーが多く、オフェンスは毎回停滞しています。KATがいればとりあえずKATのポストからオフェンスを作ることが出来たのですが、今はオフェンスの起点がなくエドワーズにしても1対1をしているだけでそこから展開する形が中々出てきません。

もっとエドワーズがボールを運ぶ形から一回他の選手に渡して、動いて貰いなおすのがいいと思うんだけどね。

2Qパウエルのドライブ、タイスの3Pといいようにやられているウルブス。コンリーが連続3Pで繋いでくれてるけど、ここは絶対続かないしね。って言ってたらタイスがカイルとのリバウンド争いからティップインすると、コフィーがトランジションでand1。17点差まで広がります。終戦の匂い。しかしクリッパーズもレナードが2Qから欠場に。

ですが試合は完全なクリッパーズペースで進みます。パウエルがミドルに3Pと連続で決めると21点差。我慢できずにタイムアウトを取りエドワーズを戻します。

するとFT、ヘルプ、オフェンスリバウンドと働き、さらにドライブからand1と一人でなんとか試合を成立させているエドワーズ。ですがハーデンに手玉に取られてボッコボコにされているゴベア。ハーデンに強く出ればズバッツへパスを通され、ドロップするとハーデンはドライブからパスフェイクで一瞬遅らせると、ブロックを躱してレイアップ。

それでもクリッパーズを一人で凌駕していくエドワーズ。クリッパーズのシュートが落ち始めるとドライブを連続で決め、ドライブからキックアウトしNAWのレイアップに。さらにゴベアがズバッツへのパスをはじいて速攻からFTに。ジョージに1本決められますが、エドワーズがスティールからマクラフリンの押し込みになると、エドワーズが自らミドルを決めて10点差に。

ウォーレンのドライブキックアウトからNAWの3P。さらにマクラフリンのスティールからエドワーズの3Pも決まり一気に4点差まで追い上げたウルブス。ですが2Q終盤にはマクラフリンが無駄に手を出してジョージにFTを献上すると、エドワーズの3Pは外れ、ゴベアが引きこもりたいが故に右サイドで1対2を作ってしまい、コフィーにミドルを決められると、ラストオフェンスでもハーデンとの駆け引きで3Pを打ち切れずシュートまで行けなかったマクラフリン。55-63で前半を終了します。

オフェンスリバウンドで13-5、速攻での得点14-3と圧倒しているウルブスですが、クリッパーズは3Pが8/16で50%、FGも51%とウルブスのFG45%を上回っています。にしてもオフェンスリバウンドを13本も取って前半55点はちょっと少ないよね。

後半が始まるとフルコートで当たっていくウルブス。さらにエドワーズがコートにおらずNAWが後半のスターターになっています。しかし後半始まって1分ほどでベンチに戻ってくると、試合にも出てきたエドワーズ。また開始時間を間違えたのかな。

NAWではなくカイルと交代したエドワーズ。フロアバランス的にはNAWのがよさそうな感じだけど、ツービッグ戦術を続けるならカイルのが適任よね。

この試合オフェンスでも頑張っているNAWはカットプレーからのレイアップ、ドライブでFT獲得と得点していきます。エドワーズがマンにスティールされて速攻を食らう場面もありましたがマクダニエルズがジョージのパスとスティールすると速攻でコンリーの3Pになり再び4点差に。

クリッパーズはズバッツがゴベアのようなターンオーバーで9つ目のターンオーバーになると、NAWが3Pで1点差。さらにマクダニエルズがジョージとパウエルを完封し、エドワーズもヘルプディフェンスに出てきてパウエルのタフショットを外させると、エドワーズのドライブが外れたところをゴベアがプットバックダンクで逆転。最大22点差をひっくり返します。

クリッパーズタイムアウトを取りますがタイムアウト明けのオフェンスでNAWがジョージからチャージングを引き出します。がここからクリッパーズのアタックに対してFTを与えまくってしまうウルブス。エドワーズがまた文句言いそうな展開だな。

それでもエドワーズのドライブを止められないクリッパーズなのでキックアウトからNAWの3Pになると、カイルがハーデンからスティールし再びエドワーズのキックアウトからナズがワイドオープンになりますが3Pが決まらず。

エドワーズはここからもドライブ、フェイダウェイと決めていき、ナズがハイランドをブロックするとカイルのレイアップで2点リードに。クリッパーズはハイランドが入ってきていますが、ハイランドにやらせておけば大怪我はしなさそう。マクラフリンとの1対1も外したハイランド。

さしがにハイランドもジョージにボールを渡しますがエドワーズが1対1でスティールから速攻。エドワーズ劇場に。さらにパウエルがレイアップを外すとミドルも沈めます。

クリッパーズはジョージがスクリーンでオフェンスファールを吹かれると、3Q最後のオフェンスポゼッションでもハイランドが外すとウルブスはカイルがミドルを沈めて84-78と逆転して最終Qへ。

怖いのはエドワーズの息切れですがおそらく4Qの最初は休むと思うので、ベンチメンバーでどれだけ耐えられるか。

4Qマクラフリンとコンリーにツービッグで始まったウルブス。ゴベアがドライブからレイアップを決めてスタートします。

クリッパーズはハーデンにハイランド、ズバッツらでスタートしていますが、ズバッツとコフィーがオフボールスイッチしている間にゴベアとのツーメンゲームになり、完全に空いたコンリーが3Pを沈めます。

しかしクリッパーズもハイランドのドライブからコフィーへのキックアウトで3P。しかしナズがハーデン相手にドライブで決めると、コフィーの3Pが外れ、トランジションからコンリーがロング2Pを沈めて10点リードに。ここにきて効き始めたマクラフリン。コンリーのシュートをお膳立てしたと思えば、ボール運びから懐かしのバックカットでカイルからボールを受けレイアップを決めます。Dloとのコンビでよく見たやつ。

さらにマクラフリンがハイランド相手に守り切ると、ズバッツが倒れている間にコート中央を走ってきたナズにカイルがパスを合わせてレイアップ。12点差となりクリッパーズタイムアウト

お互いにまだジョージとエドワーズを投入せずに我慢していますが、コンリーが再びロング2Pを決めリードを広げますが、コフィーとのポジション争いで胸を痛めたゴベアがロッカーへ。

ここでエドワーズとジョージがコートに戻ります。

ハイランドがようやく3Pを沈めますが、コンリー3Pを決め返し、ハイランドのレイアップにエドワーズがミドルでアンサー。さらにハイランドのドライブにNAWが手を出してアウトオブバウンズになるとウルブスはチャレンジでマイボールに。このオフェンスでエドワーズは3Pを決め17点差。試合を決めに行きます。

ジョージにミドルを決められますがコンリーがドライブからレイアップ。さらにハーデンのシュートが外れるとNAWがコーナーから3Pを沈めるとクリッパーズは白旗でベンチメンバーに交代し勝負あり。

残り2分半でウルブスもベンチメンバーに交代し最終スコアは118-100でウルブスは連敗ストップ。サンダーがペイサーズに負けたことでナゲッツとサンダーが同率首位。ウルブスは0.5G差となりました。クリッパーズは首位まで3.5G差、5位のペリカンズに2G差となりました。