ウルブスファンの独り言

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MIN - UTA

ジャズとの2連戦2戦目。前の試合はゴベアの欠場がありローテCがナズだけになってしまいましたがガルザもなんとか頑張り、コンリーの活躍で無事に勝利を収めたウルブス。しかしKATの欠場でここ5試合の平均出場時間が38.5分と増えているエドワーズと平均30分近くに増えているコンリー。エドワーズは前の試合も足首を痛めたり結構小さい怪我が多いので出場時間の増加で負担がかからないか、コンリーは年齢もあり長い出場時間でプレーレベルを落とさずにいられるのか。など不安要素はそこそこにありますが、この時期になったらコンディションの心配するのはどこのチームも一緒か。

前の試合後の会見でHCハーディにNBA生き残りをかけてチームプレーよりもスタッツ稼ぎに走る選手がいると非難されたジャズはコリンズとマルカネンが復帰でスターターになり、センサボーとケスラーがベンチに回っています。ヘンドリックスとキヨンテは継続してスターターに。この試合も欠場のゴベアなのでウルブスは前の試合と同じくナズのワンビッグ。ゴベアのワンビッグだったらマルカネンとコリンズにぼっこぼこにされそうなので、ナズのワンビッグのがまだ守れそうだけどね。

ウルブスはマルカネンにカイル、コリンズにナズでスタート。一方のジャズはカイルにマルカネン、ナズにコリンズ。ナズはオフェンスリバウンド押し込みとポストの1対1で得点。マルカネンはオフボールスクリーン1つでスペースを作ると3Pをヒットします。コリンズはエドワーズにも抜かれてレイアップを決められますが、これはエドワーズの動きが凄すぎた。さらにエドワーズはコーナーでキヨンテにプレッシャーをかけてターンオーバーを誘います。

コリンズ相手に仕掛けていくウルブスですが、コリンズを狙っているというよりはナズとのツーメンゲームで割と簡単にスイッチするジャズって感じ。ヘンドリックスの3P、コリンズのオフェンスリバウンドと続くとタイムアウトでTHTがマルカネンと交代で入ってきます。セクストンも入ってコリンズのワンビッグのような形になると、ウルブスのターンオーバーから走ってコリンズのアリウープに。これでジャズの7点リードに。

ウルブスもNAWとモリスが入りますが、キヨンテのドライブとセクストンの3Pで2ケタビハインドになります。ドライブに対してリムプロテクションが足りてない。エドワーズが大胆にヘルプポジションをとったりしてるんだけど、リムプロはそんなに強くないしね。マクダニエルズをTHTなんかにマッチアップさせてヘルプ担当させたら面白そうなんだけどね。

とか言ってたらセクストンのドライブをヘルプでやってきたマクダニエルズがブロック。ファイブアウトの形でオフェンスしていくウルブスですが、スモール気味のジャズに平面で負けており、ドライブしてもキックアウトが全然出てきません。ナズのポストが使えればもうちょっと違うんだろうけど、なかなかポストを使う気持ちが薄いウルブス。

するとジャズがケスラー投入のタイミングでウルブスもガルザを投入。ガルザは出てきてすぐオフェンスリバウンドから得点しますが、スピードの無さからケスラーとキヨンテのハンドオフについていけずキヨンテに3Pを食らいます。さらにケスラーとマルカネンでツービッグになるとTHTのドライブキックアウトからセンサボーの3Pに。

加えてターンオーバーを連発したウルブスなので完全にジャズペースに。リムプロが薄いのでジャズの選手が全く怖がらずにインサイドにアタックしてきます。

1Q終了間際にエドワーズがand1を決めてなんとか25-37で1Qを終了します。ターンオーバーとディフェンスが崩壊しているウルブスは立て直せるのか。

2Qツービッグ継続のジャズに対して、ナズのワンビッグのウルブス。最初のオフェンスでナズとセクストンのミスマッチを作るとポストアップから得点します。ナズがインサイド気味にポジショニングしており、それがマクラフリンの3Pにもつながります。

マルカネンの高さで2本やられますが、今度は外に出てきたナズが3Pを沈めます。キックアウトからのワイドオープン3Pをセクストンが決め切れず、マルカネンはゴール下でフリーになったケスラーへのアリウープパスを失敗すると、NAWが3Pを決め5点差に。細部がまだまだがジャズって感じ。

タイムアウトをとったジャズですが、セクストンが連続でオフェンスに失敗するとNAWのドライブと速攻からのFTで追い上げられます。ですがジャンプシュートが多くなっているジャズに対して、ロングリバウンドの反応が悪く、一瞬先に動かれており、オフェンスリバウンドを取られまくります。

これに対して、スターターのウイング陣で解決しようとカイル、マクダニエルズ、エドワーズを並べるフィンチ。Gはマクラフリン、インサイドにはガルザです。逆にコリンズのワンビッグにしてきたジャズに対して、マクダニエルズがポストから得点で同点に。

コリンズのポストアップ、ヘンドリックスの3Pとダンクで反撃するジャズ。ヘンドリックスとキヨンテのコンビがいい感じです。

マルカネンが戻ってくるとマルカネン担当になっているマクダニエルズ。この方がリムプロとの兼ね合いもあってよさげに見えるけどね。そのマクダニエルズはマルカネンを1対1で守り切りますが、ナズがコリンズにリバウンドを押し込まれます。

結局前半は53-59で折り返し。ターンオーバーとリバウンド確保が課題のウルブス。EFGでは上回っているのですが、ターンオーバーからの得点とセカンドチャンスで13点も負けています。あとエドワーズがちょっと精彩を欠いているのが気になるね。

後半はなぜかナズがおらずNAWが入りスモールで開始するウルブス。ドライブキックアウトの連打からコーナーのNAWの3Pに繋がります。

ナズはこの試合出場しないとのことなのでウルブスのCはガルザ1人に。ツインタワーで首位をキープしてきたのにここに来てローテションのインサイド陣が誰もいなくなるとか。そしてマルカネン担当になっているエドワーズ。マクダニエルズはヘンドリックス担当に。

マルカネンにダンクを決められますが、エドワーズのキックアウトからカイルがコーナー3Pを決め、マルカネンのターンオーバーから速攻のオフェンスリバウンドをカイルが押し込み同点に。ナズがいなくなったことでハーフタイムで考えていたことが崩れたようなジャズ。

タイムアウトを取って修正を図りますが、ヘンドリックスはエドワーズにブロックされ、コンリーを狙ったコリンズは止められます。さらにマクダニエルズの得点でリードを許すとマルカネンまでもエドワーズのブロックの餌食に。Cがいなくなってリムプロ能力の片鱗を見せるエドワーズ。マルカネン相手の1対1も決めて9-0のランとします。

ここからシュートの入らないウルブスとターンオーバーを連発するジャズで重い展開になりますが、エドワーズが速攻でコリンズの上から凄まじいダンクを叩き込みます。がこのダンクで手を痛めロッカーに直行するエドワーズ。さらにコリンズも頭を打ったらしくロッカーへ。

タイムアウトになりますがエドワーズは戻ってきてFTを決めますが、コリンズは戻らず。エドワーズはさらに速攻でレイアップを決めます。

ジャズはTHTが苦しいオフェンスから3Pを決めますが、ウルブスはモリスが3Pを決め返します。ケスラーのゴール下が決まるもプルアップで3Pを決めるエドワーズ。試合を支配し始めます。

ガルザが入ってきており、ジャズのG陣のスピードに振り回されますが3Pを決めてオフェンスでメリットを生み出すガルザ。エドワーズに抵抗できなくなってきたジャズですが、ガルザのスピードの無さを攻めて、5点差近辺で耐えていきます。

しかし3Q終了間際にセクストンに3Pを決められ同点にされると83-83で最終4Qへ。

4Qはスリーガード、ツーウイングで始まるウルブスはマクダニエルズがマルカネンの1対1を止めてスタート。

ジャズはケスラーとマルカネンを並べてサイズのアドバンテージを取りに行きます。THTにマクラフリンなので、そこでゴリゴリやってもいい感じするけどね。

そのマクラフリンはこの試合3本目の3Pを決めますが、セクストンもミドルを決め一進一退に。ウルブスはマルカネンにand1を決められたところでゾーンに変更。これに対してターンオーバーを連発してしまったジャズ。

ウルブスは残り8分半で戻ると戻ってきて最初のプレーでミドルを決めるエドワーズ。

ジャズはマルカネンを休憩させますが、その間にコンリーがセクストンのパスをスティールし速攻。この時ぶつかったキヨンテがちょっと痛んでタイムアウトのジャズ。痛む選手が多いな。

タイムアウト明けカイルがTHTをブロックすると、セクストンの3Pも外れ、エドワーズが個人技で得点。6点リードとします。次のプレーでもリバウンドを取るとそのまま運んでプルアップ3Pを決めます。

マルカネンが戻ってくるとFTと連続得点で追いすがりますが、キヨンテがターンオーバーをしNAWのコーナー3Pに。マルカネンしか攻め手がないようなジャズに対して、マルカネンへ人数をかけてターンオーバーを引き出します。でもそもそもマルカネンって1対1でどうにかしてくださいって選手じゃないしね。そりゃ苦しい。

それでもオフェンスリバウンドからキヨンテの3Pで残り2分半で4点差まで追い上げます。

ウルブスはエドワーズに任せておけばって感じなので、ポストのエドワーズにボールを入れるとさらっとダンの上からミドルをヒット。ジャズはダンよくオフェンスリバウンドに絡んでマイボールにしていますが、決まらない。

一方のウルブスはエドワーズが再びミドルを沈めると、ダンが2連続で3Pを外し、エドワーズの3Pは外れますがマクダニエルズがオフェンスリバウンドを飛び込んで奪うとエドワーズがテーピング巻きなおしの為にタイムアウト

タイムアウト明けコーナーでフリーになったマクダニエルズは3Pを決め切れませんが、NAWがオフェンスリバウンドに絡んでマイボールにするとさらにカイルもオフェンスリバウンドで勝負あり。最終スコアは114-104。

後半は完全にエドワーズのゲームになったこの試合。B2Bナゲッツ戦が待っていますが、ナゲッツに勝つよりもこの試合を取りこぼさない方が大事だったよね。

これで再び首位まで0.5G差としたウルブス。KAT離脱後に2連敗とこのまま落ちていきそうな雰囲気でしたが、何とか踏ん張っています。