ウルブスファンの独り言

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B2Bの連続から中3日空けてアウェイでのジャズ戦です。前の試合でレナードがいなくなった事で20点ビハインドから20点差リードまで持っていきクリッパーズに勝利したウルブスはゴベアが欠場でナズリードがスターターに。KATとゴベアがいないとCが一気に手薄になり、控えCはガルザでいくのかな?どっちにしてもツービッグの形を作るのが難しくなったね。

一方のジャズはヘンドリックス、キヨンテジョージ、センサボーがスターターに。マルカネンが欠場なのでケスラーが先発Cです。

お互いにオフェンスが重い展開からスタートします。アウトサイドが入っていないのでドライブからのオフェンス多くなっていますが、ジャズの方がドライブアタックできる選手が多く、序盤ジャズがリードして試合は進みます。しかも開始6分でマクダニエルズがファールトラブルになりベンチに下がります。

ベンチからNAWとウォーレンが入ってくるウルブス。こういう展開だとKAT不在なのもあってウォーレンみたいな個人技で仕掛けられる選手が1枚いるのは結構大事よね。カイルが下がった事でインサイドにスペースができるとエドワーズのアタック連打になります。さらにそのエドワーズとのツーメンゲームからナズの3Pになり、続けて同じナズとエドワーズのツーメンゲームからエドワーズも自ら3Pを沈めます。

そしてエドワーズはケスラーにファールを受けながらサーカスショットを決めand1。この一連の流れでリードすると、残り3分ほどでガルザの登場。

ジャズのCがユルトセブンになっていることもあり、オフェンスリバウンドに絡みまくるガルザ。サイズも身体能力もそれほど優れているわけではないんだけど、体の幅とポジション取りで勝負するガルザ。悪い選手じゃないと思うんだけど、ツービッグとしては使いずらいからウルブスには合わなさそうだよね。

お互いにオフェンスが不発だったので19-19で1Q終了。エドワーズ頼みだったウルブスはエドワーズがベンチに下がる2Qの頭からどんなオフェンスができるか。

2Qが始まると、モリス、マクラフリン、NAWを並べてナズとマクダニエルズとスモール気味の形からNAWの3Pでスタート。一方のジャズはジュザとセクストンがインサイドで決めると、ジュザは3Pも沈めます。

セクストンのスピードに困りそうなウルブスですが、ジャズもセクストンのツーメンゲームでスクリーンがオフェンスファールになるなどちぐはぐ。コンリーがファールドローに続いて3Pも決めるとジャズのタイムアウト

オフェンスリバウンドからプレストン決められると、ユルトセブンにもポストから決められるナズ。マクダニエルズがもう少しリバウンドに積極性を出さないと、ナズ一人でワンビッグの時間が無くなると厳しい。リムプロ能力も高いわけじゃないしね。

しかしオフェンスではゴール下でフリーになったマクダニエルズを見つけてダンクをアシストすると、ダンとのミスマッチを使いポストアップで得点。さらにセクストンからスティール。

ジャズはセンサボーがセクストンの動きに合わせて素晴らしいタイミングでトップに動いて3Pを打つも決められず。リバウンドを取ったマクダニエルズがトランジションでのギブアンドゴーで得点し2点リードに。ケスラーにオフェンスリバウンドからFTを与えますが、エドワーズのミドル、さらにエドワーズのアシストでマクラフリンの3P、マクダニエルズのフェイダウェイで8点リードになります。

ここからジャズはセンサボーがアタックしますが、ちょっとまだ決定力は足りない感じ。ヘンドリックスの3Pはお膳立てしたけどね。

センサボーの後はキヨンテジョージ連続アタックからand1、レイアップと決めていきますが、コンリーもキヨンテ相手にドライブからand1を決め返します。しかしダンがスティールから速攻で同点とすると、前半終了間際にウルブスのラストオフェンスでエドワーズがヘンドリックスの足を踏んで足首を痛めると、そのままターンオーバーになりセクストンのレイアップになりジャズが逆転。最後のポゼッションでコンリーファールしてくれた為に48-48の同点で後半へ。エドワーズの負傷がどんな具合かが心配。ガルザも頑張っているけどスピードが圧倒的に足りないのよね。スピード不足を補える何かがあればいいんだけど。

しかし後半しっかりもどってきているエドワーズ。丈夫なのはいいんだけど、無理してプレイオフに響かないか心配。コンリーの3Pで始まった後半はキヨンテのパスからケスラー、センサボー相手にドライブしてファールドローのカイルと続きます。

基本的にダンとキヨンテのツーメンゲームから展開していくジャズオフェンス。その中でもポジションチェンジやカットプレーが混ざってくるので厄介。個々のオフェンス力の足りなさをカバーするような感じ。

ですがウルブスがエドワーズからナズ、コンリーとボールが回りコーナー3Pを決めると、カイルがキヨンテをブロックし速攻で再びエドワーズのパスからコンリーの3Pに。これがきょう4本目の3Pで早くも20点到達のコンリー。

ジャズのタイムアウトとなりますが、タイムアウト明けダンがコンリー相手のポストアップに失敗すると、ポストのカイルにボールを預けるとスクリーナーからのカットプレーでレイアップを決めるコンリー。ケスラーの判断がちょっと悪いね。

さらにエドワーズがセンサボーをブロックするとNAWの3Pで9点差に。ディフェンスではナズがケスラー相手にリバウンドでよく戦いジャズにセカンドチャンスを与えません。セカンドユニットになったジャズですがセクストンがシュートミス、ケスラーへのアリウープはパスが少しずれて外れ、ダンの3Pも外れウルブスがきょう初の2ケタリードに。ですがセクストンが個人技で3P、ウルブスのタイムアウトを挟んでミドルも決めるとケスラーへのアリウープパスを通し、さらにケスラーとのツーメンゲームで4点差に戻します。さらにユルトセブンにもアリウープパスで2点差に。

ウルブスはモリス、ガルザが決めると、エドワーズが3P、and1と続けてリードを取り返します。セクストンはいいんだけど、アウトサイドが全く来ないジャズはゾーンにしたウルブスに対して苦戦します。ラストオフェンスではセクストンがミドルを外すとリバウンドからそのままNAWがブザービーターレイアップを決め82-72で最終4Qへ。

4Qもジョージからユルトセブンの合わせで始まるジャズ。ガルザの所がちょっと厳しそうなウルブスですがそのガルザがなんとかゴール下を守り切るとトップから3Pを決めます。さらにコンリーのパスからショートレンジを決めるガルザ。ですがやっぱりディフェンスが厳しくゾーンの真ん中で穴になっており、簡単に裏を取られてパスを通されます。

開始2分ほどでナズを戻すと、そのナズのブロックからコンリーが3Pを決めます。がオフェンスリバウンドからセクストンにand1を許すなどイマイチ決め切れないウルブス。マクダニエルズがこれで5つ目のファールになりベンチへ下がります。

残り7分でエドワーズを戻しますが、マクラフリンが継続してPGに。ここまでマクラフリンを使うならモリスを獲得したのはなぜ。と言いたくなりますが欠場明けだしまぁ多少は仕方ないか。

戻ってくるとセンサボーの上から3Pを決めてしっかり仕事をするエドワーズ。ヘンドリックスがコーナー3Pを決めますが、マクラフリンとナズのツーメンゲームから3Pを決め返します。さらに速攻からエドワーズが3Pを決め残り3分で14点リードに。勝負ありかね。

ケスラーがゴール下で1本返しますがナズの3Pで決め返します。

なんだかんだ点差は接戦だったけど、ウルブスが危なげなく勝利。さすがにこの時期まで首位争いできているチームって感じの勝ち方。この勝利で首位まで1G差になり、さらにウエストの上位4チームで一番ホームでの試合が多いウルブス。KATが不在でも十分首位が狙えるような状況になってきました。

一方のジャズは若手を多く使っての試合でしたが、今シーズンの序盤にはこんなに若手を使ってるイメージはなかったのですがこの試合のように若手をシーズン序盤から使っていればもっと面白いシーズンになったと思うんだけどね。

次の試合も同一カードで連戦。首位を追いかけるウルブスはナゲッツとの直接対決を3試合も残しているので、下位チームにはしっかり勝ち切っておきたいところ。