ウルブスファンの独り言

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MIN - BOS

東西首位同士の一戦。前回の対戦ではOTにもつれ込みながらもエドワーズがクラッチタイムでテイタムとブラウンを上回る活躍を見せたウルブスがホームで勝利しました。ただ前戦はリーグトップの±を記録しているホワイトが欠場だったのと、この試合ウルブスはB2Bでオーランドからの移動があったので前回対戦と同じようにはいかないでしょう。

セルティックスはリーグで最も多く3Pを打ち、決めているチームです。さらにリバウンドでもリーグトップの1試合平均47.6本を記録しておりNetrtgは+10.4と勝ちまくっています。ツインタワーのウルブスに対して3Pチームは相性がいいように思いますが果たして。

ウルブスはゴベアとコンリーが欠場でスターターにはNAWとカイルが入っています。一方のセルティックスはポルジンギスが欠場でホーフォードがスターターに。KATとホーフォードだったらいじめられそう。

最初のポゼッションではセルツのオフェンスに対して見事にスイッチとローテ、エドワーズのカバーで守りきりターンオーバーを誘います。セルツはテイタムがKATに、ホーフォードがカイルにマッチアップ。

テイタム、ブラウンの3Pが決まったセルツに対してオフェンスで困っているウルブス。KATがポストアップからホリデー相手に仕掛けて2つ目のファールを引き出すとカイルがハドル組んで何やら話しています。

カイルのシュートの無さを気にしたフィンチが早めにナズリードを投入してツインタワーに。セルツがハウザーを入れた事もあって一気に追いつくウルブス。NAWがテイタム、ブラウン相手によく頑張ってるのも大きい。

するとセルツもコーネットを投入してホーフォードとツービッグに。マクラフリンにマッチアップするコーネットですが、上から3Pを決めるマクラフリン。1回ベンチに下がったカイルがすぐ戻ってきますがブラウンにボッコボコにされます。さらにプリチャードにも3Pを決められ10点差に。カイルはコーネットにもリバウンド争いで負けFTを献上。マクラフリンの2本目の3Pでなんとか抵抗し27-32で1Q終了。

カイルのところをなんとかしないと。ちょっと決まりすぎなブラウンですが、カイルがやられてる本数を考えると看過できない。

2Qナズの3Pからスタートするウルブスとドライブからコーネット合わせのセルツ。プリチャードへのディフェンスに苦戦するマクラフリンは早い展開でボールプッシュされると結構簡単に抜かれて、そこから展開されます。オフェンスで対抗していたウルブスですがシュートミスからワンパス速攻を食らうと、ナズのパスミスからテイタムに3Pを決められ9点差でタイムアウトに。オフェンスの戦いしてたらセルツが1枚上手よね。

タイムアウト明け戻ってきたエドワーズが珍しくオフボールでホリデーを引き剥がしてダンクに。こーゆープレイが増えるとエドワーズはもう1段階上に行けそう。

この試合ヘルプディフェンスは素晴らしいエドワーズが戻ってくるとディフェンスが締まるウルブス。どこにでも顔を出しリバウンドにも積極的に参加しています。

ブラウンが止まったことで勢いが止まるセルツ。まぁそのブラウン止めてるのもエドワーズなんだけどね。それでもドライブからのキックアウトは効果的なので3Pが決まらずともFTで得点はしていきます。ウルブスもFTをよく貰えていてなんとか耐えてる感じ。アウェイなのにね。

前半のラストオフェンスでとんでもなく難しいフェイダウェイを決めたエドワーズは、セルツのターンオーバーから速攻ダンクも決めて53-54の1点差で折り返します。

2Q22点に抑えられたセルツ。まぁ1Qも半分がブラウンの得点だったことを考えるとブラウンを止められた事が全て。みたいな。ホワイトを消せたのもかなり大きいけどね。

後半もお互い同じスターターで開始します。

最初のオフェンスでKATがテイタムとのアイソを制して逆転。連続でホーフォードからも得点しますが転んでる間にブラウンに3Pを決められます。

ダブルスクリーンでKATに2人行ってしまったセルツ。カイル経由でコーナーのマクダニエルズが3Pを決めます。KAT連打の後に囮に使うとか出来たんだウルブス。

しかしそのマクダニエルズが4つ目のファールを犯してしまいます。この試合はテイタムを上手く守れていたのでこのファールトラブルはちょっと辛い。すると代わりにミルトンが初登場。

ブラウンをカイルとヘルプのミルトンで守り切るとパスアウトを受けたテイタムを止め、ホワイトの上からの3Pを決めるエドワーズ。カイルのスクリーンが素晴らしい。

しかしセルツもそのエドワーズのターンオーバーからテイタムの3Pに繋げると、ブラウンの3PにNAWがファールをしてしまいます。インサイドではやられてないのでまだ。

ブラウンがエドワーズ相手のポストアップをするとミルトンがダブルチームに行きますがコーナーでホワイトが空いてしまい3Pに。ミルトンいいんだけどちょっとオーバーヘルプ気味。ただオフェンスではカットプレーからファールを受けながらレイアップを決めますがこの試合両チーム通じて初のFT失敗に。

ウルブスはエドワーズからの展開が多くKAT、ナズがしっかりアウトサイドを決めていきます。一方のセルツはホリデー、テイタムがインサイドを攻めて対抗します。

ミルトンがディフェンスで効いているので継続しナズのワンビッグにしたウルブス。エドワーズがステップバック3Pを沈めますがカイルがテイタムに抜かれてレイアップに。テイタムはカイルだとかなり楽そうに攻めてるね。

3Qのラストオフェンスではエドワーズがホリデーを抜き去りファールを受けFTに。しっかり2本決めて85-79で最終4Qへ。

4Qはツービッグにマクダニエルズも入れてスタートです。エドワーズが居ない時間を凌げるか。

序盤はお互いにディフェンスのやり合いになります。KATにダブルチームを仕掛け見事なローテでコーナー3Pを外させると、ナズはプリチャードをブロック。均衡を破ったのはここまで静かだったハウザーの3P。ですがウルブスもKATのパスからのNAWの3Pに。KATが上手くダブルチームを捌けるかどうかにかかってるウルブスオフェンス。

しかしナズのディフェンスの悪さが出てしまいハウザーに連続3Pを許します。ブラウンのヘルプに行ったあとの戻りが遅い。ですが自ら3Pを決め返すナズ。オフェンスでメリットが出るなら良いね。

マクダニエルズが5つ目のファールをコールされるとカイルがコートに。最終盤にマクダニエルズは残しておきたいよね。

残り8分でエドワーズ、テイタムが戻ってきます。戻ってくると早速3Pを沈めるテイタム。ちょっとスクリーンに対してアウトサイド追いかけるの疲れてきたかな。

ディフェンスでブラウン、テイタムに2人行けって言っている様なフィンチ。しかし選手の反応が悪くブラウンに決められると盛り上がるTDガーデン。

ですがエドワーズがプルアップで難しい3Pを決めて静かにします。さらにカイルの連続得点で残り5分ウルブスの7点リードに。

エドワーズはダブルチームに捕まりテイタムとのジャンプボールになります。が。これに勝ったエドワーズからNAWがレイアップを決めて9点に広げます。

NAWはエドワーズとマクダニエルズを使うフリからドライブまで決めます。素晴らしい。

エドワーズのターンオーバーからブラウンのFTになり4点差に迫られるも再びNAW。マクダニエルズのスクリーンを使いホーフォードの上から3P。

セルツもエドワーズを止めテイタムが決めるとホワイトがNAWからオフェンスファールを引き出します。テイタムはKATとの1対1から3Pを決め2点差に。

ウルブスはエドワーズへのダブルチームに対しての対応が悪く点数が取れません。NAWが1本テイタムを抑え残り1分に。

残り36秒でテイタムはKATからファールドロー。FTになりますが2本目を外し…セルツのオフェンスリバウンドに。これがホリデーの3Pになり遂にセルツの2点リードになります。

ウルブスは残り25秒でラストオフェンスに。

エドワーズがドライブからFTを獲得します。2本決めれば同点の場面。セルツはこのプレーで最後のタイムアウトを使ってチャレンジしますが失敗に。

これをしっかり2本決めるとマクダニエルズがテイタムを守り切り延長に。

さぁ大事な大事な5分。

ジャンプボールに勝つと最初のオフェンスでKATがテイタムとの1対1を制してand1。1本守りますがエドワーズがパスミスターンオーバーからマクダニエルズがファールで退場に。

しかもこれがテイクファールになります。

ここでツービッグにしたウルブス。テイタムがドライブからダンクで同点に。

KATが3Pを決めてナズがテイタムをブロック。ですがそのボールを拾ったブラウンがFTを獲得。2本きっちり沈めます。

エドワーズのジャンパーが外れると再びブラウンのFTに。これで逆転のセルツ。

ウルブスもエドワーズからNAWがコーナー3Pに。次のポゼッションでは気合と根性で追いかけ回して守り切りますが、オフェンスを失敗するとテイタムにナズがファールしFTで同点に。

さらにKATがテイタムに決められるとホリデーがエドワーズからスティールするとテイタムが3Pを決めて5点差に。残り50秒。

KATがタフショットを外し勝負あり。最終スコアは120-127。

B2Bでアウェイってことを考えればよく頑張ったけど勝てた試合だったことを考えると悔しいね。