最近怪我人も出てちょっと調子を落としているクリッパーズ。3G差ですがウエスト首位争いの直接対決なのと、負けて同日にサンダーが勝つと首位交代になるので勝ちたい一戦。
ウルブスはエドワーズが足首の怪我で出場微妙でしたがスターターに名を連ね、カイルも復帰。クリッパーズはウエストブルックが欠場。
最初の得点はエドワーズのドライブから。さらにエドワーズはジョージからスティールします。基本1対1ベースのオフェンスしてくるクリッパーズに対して個々のディフェンス力が高いウルブスは守りやすそう。
エドワーズはさらにドライブからKATの3Pをアシストし、オフェンスはエドワーズ中心に進んでいきます。クリッパーズはハーデンがコンリーを狙いますがミドルが決まらずレナードもマクダニエルズに止められるとKATとマンのミスマッチを使われて0-9になったところでタイムアウト。タイムアウト明けにゾーンにしたウルブスはレナードに決められるもKATがコーナー3P、ドライブからレイアップとスタートダッシュに成功します。
さらにマクダニエルズがズバッツの上からダンク。ここまでほぼ全てエドワーズからの展開で得点しているウルブス。そのエドワーズは自ら3Pも沈め14点リードとします。
パウエルが入ってきて3Pを連続で決めます。ウルブスはここでタイムアウトを取るとカイルが入ってきて早速ドライブから得点。
クリッパーズはハイランドが出てきますがウルブスはゴベアがタイスの上からアリウープダンク。クリッパーズディフェンスはここまでドライブに対して無力なのと3Pより距離を詰めてのミドルを選択することでゴベアが効いてしまっています。唯一強気に3Pを打ってくるパウエルが1Q最後にも3Pを決めて18-30で2Qへ。
2Qも最初のオフェンスでパウエルがこの試合4本目の3Pを決めます。難しいシュートも多いのによく決める。コンリーがパスミスをするもジョージもパスミスでターンオーバー。ナズがコーナーでワイドオープンになり3Pを決めるとジョージも3Pを決め返します。オウム返しのジョージ。
ここからゴベアのターンオーバーが連続してジョージの3Pで逆転されます。1Qと違う試合みたいな展開に。ベンチメンバーで負けているウルブスはタイムアウトからゴベアとKATのツービッグに戻します。するとKATのドライブからゴベアのアリウープに。ジョージの3PにゴベアがファールしFT3本になりますが、KATがポストへのパスが乱れてコーナーに追い込まれたところから逆コーナーのNAWを見つけ3Pに。
6分ほど経ったところでエドワーズが戻りジャンパーを決めるとKATのパスからNAWの3Pも決まります。一方のクリッパーズはレナードが個人で得点していきます。
この試合は笛がなかなかならないのでウルブスもフラストレーションが溜まっていそうですが、KATもズバッツのゴール下に対して思いっきり体を寄せるもノーコール。良くも悪くもって感じ。
レナードとエドワーズの戦いのようになってきた試合は49-46で後半へ向かいます。
トランジションで失点が増えているウルブスはターンオーバーを減らしたいですが、一応100失点ペースではあるのでどちらかというとオフェンス面の改善が先かな。一方のクリッパーズは1Qパウエル、2Qレナードで得点しているので後半はハーデンのゲームメイクをもうちょっと見たいよね。あとズバッツが全然なのでインサイドでの頑張りも必要。
後半エドワーズがミドルを外すと、リバウンドを取ったズバッツがエドワーズにパスし、そのままミドルを決め最初の得点に。
クリッパーズはそのあともコンリーとマクダニエルズがオフボールで動くとゴール下のエドワーズをフリーしダンクを決められます。さらにマクダニエルズ、エドワーズが連続でハーデンの所から攻めて得点に。ジョージのシュートが全く入らないクリッパーズですがレナードがマクダニエルズをモノともせずに決めていきます。あとマンのオフェンスリバウンド飛び込みが効いてる。ディフェンスリバウンド確保が弱いウルブス。
そして後半はカイルが最初にベンチから登場。コンリーと交代しサイズでリバウンド確保しようってことか。
そのカイルが連続で得点していくも出血でNAWと交代。コートも綺麗に掃除して試合が再開します。だけどそんな散らばるほどの出血だったのか。
止血して戻ってくると再びドライブからFTを得るカイル。
ウエストブルックの怪我でやっと出番が回ってきたようなハイランドですが、ここまで全くいいところがありません。さすがにゴベアとの1対1位は決め切らないとスターターなんか夢のまた夢だぞ。
しかも3Q最後のオフェンスでエドワーズが3Pを外すもタイスがリバウンドを追いかけ戦を踏みウルブスのエンドスローインでもう一度ウルブスのラストオフェンスに。ここでハイランドがマクダニエルズを簡単に見失いゴール下フリーのダンクを許します。
ですがパウエルがブザーと同時にランニング3Pを決めると67-68で最終4Qへ。
この試合シュートが入らないナズですが後半はリバウンドで存在感を見せており、シュート以外でも活躍できているのはいいよね。対人ディフェンスは相変わらず怪しいけど。
4Qもナズのコーナー3Pが外れてスタートしますが、ハイランドもゴベアにブロックされます。ゴベアの押し込みとジョージのミドルが決まり、ナズのトランジションダンク。と思いきやゴベアがタイスを突き飛ばしておりオフェンスファールでノーカウントに。
ここでKATを戻し、久々にモリスもコートに戻ってきます。そのKATはジョージとの1対1を守り切りますが、ジョージに対しては結構守れるよね。単純にジョージがKAT苦手なだけなのか、ファールドローするタイプじゃないってのも要因かも。
戻ってきたモリスが3Pを沈めると4点差になりクリッパーズはタイムアウト。タイムアウト明けお得意のゾーンにしたウルブスですがパウエルにドライブからフローターを決められます。前の試合のモンクを思い出しそう。
ようやくジョージがKATの上から難しい3Pを沈めますが、ウルブスもKATのオフェンスリバウンドからモリス2本目の3P。残り7分でお互いエドワーズ、レナードを戻しエースの所からオフェンスを作りますが、なかなかうまくいきません。
するとトランジションディフェンスからパウエルを空けてしまったウルブスは3Pを決められ残り5分弱で4点ビハインドに。
KATがドライブからFTを獲得し2点差に。ドライブは効くと思うんだけど中々いいドライブシチュエーションが作れないウルブス。ですがエドワーズのドライブはターンオーバーになりパウエルのダンクで再び2点差。KATが即決め返して残り3分2点差に。
絶不調ハーデンがフリーでシュートを外すとウルブスはオフェンスリバウンドからマクダニエルズのダンクをゴベアがノールック的なパスでアシストし同点。
ですがクリッパーズはKATとマクダニエルズのスイッチの隙間をついてハーデンの素晴らしいパスからレナードのand1に。KATは自分のミスをドライブダンクで取り返しますが、ハーデン、エドワーズと3Pを外しさらにレナードはコンリーを狙ってミドルを打つもこれも外れ、KATのドライブも外れるとファールゲームに。
レナードがきっちり2本決めるとウルブスは3点差残り13.1秒にかけます。
しかしこのオフェンスで時間を使いすぎた挙句に2点という最悪の選択をしてしまい敗戦。89-88。
この試合の後サンダーが勝ったためにウルブスは首位陥落。