ウルブスファンの独り言

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'24 プレーオフ1回戦 MIN - PHX G3

ホームでしっかりと連勝をして2-0で敵地へ乗り込むウルブス。2戦目までは点差以上に圧勝という内容でしたが、スーパースターを揃えるサンズがホームに戻ってきてどう変わるのか。とりあえずはブッカーに復調してもらわないと困るサンズ。

アレンが前の試合の怪我で欠場になり、代わりにオニールがスターターに。色々気の利いたプレーをしてくれるオニールなのでスターターに混ざる事に問題はないのですが、層の厚いウルブスに対してベンチの層が薄くなるのはかなりの痛手になりそうです。

ウルブスボールで始まりますがエドワーズの3Pが外れると、ヌルキッチのフローター、マクダニエルズのドライブ、KDのレイアップとお互い連続でシュートミス。KDがレイアップで倒れこんいる間にウルブスのトランジションからKATがオープンになり3Pで最初の得点。

サンズはKDがワイドオープンの3Pを外したり、ビールとブッカーは速攻でレイアップを外したり、なんかピリッとしないスタートに。

サンズはエドワーズに対して厚く守ってくるので、KATを使ってオフェンスをしていきます。ドライブはミスしますが、ゴベアとのダブルスクリーンの形からポップして3Pを決めると、同時にオニールがゴベアにファールし4Pプレーに。

お互い点数が動き始めますが、KDのパスをゴベアが弾くとそのまま自分で速攻からのレイアップに。完全にトラベリングに見えたけど笛はならず。サンズベンチは大クレームです。そりゃそうだ。

さらにブッカーがハンドリングミスでターンオーバーになると、エドワーズがミドルを決めてウルブスの7点リードになりサンズはタイムアウトタイムアウト明けスクリーンからKDとコンリーのミスマッチを作りますが、KDは3Pをミス。

先にベンチメンバーを入れてきたのはサンズで、ゴードンを投入するとコンリーに対してアタックしてファールドロー。ウルブスはゴベアが連続ファールで2つ目を吹かれると6tnマンのナズに交代。

ゴードンはさらに3Pも沈め、シュートの入っていなかったサンズを救います。加えてコンリーもブッカーにファールをし2つ目でベンチへ下がNAWが登場。

スイッチが入ってきたのか、ビールがエドワーズに激しくディフェンスに行きますが、これを躱してand1にするエドワーズ。チームが困ったら自分で点を取りに行くスタイルが板についてきた。

続けてドライブを決めるエドワーズですが、サンズもゴードンの3Pで反撃。エドワーズからスティールし、そのままファールを受けてFT獲得などビッグ3よりも目立っているゴードン。しかもファールをしたのがKATで2つ目になりベンチへ。ナズのワンビッグに変わります。サンズはこのFTで同点に追いつくも、エドワーズが3Pを沈めてリードを渡しません。

サンズはオフェンスリバウンドを取られまくったので、ここからゾーンに変更するもウルブスのドライブキックアウトからナズの3Pになります。しかしユーバンクスがナズからファールを受けながらand1とすると、ナズも2つ目となりこれでビッグマン全員がファールトラブルとなったウルブス。

ナズはコートに残りますが、サンズのFTが15本、ウルブスがFT4本とここでかなりの差がついた1Qは34-32で終了します。サンズとしては最初の2戦で100点以下に抑えらえていたので、点数を取れたことはポジティブですが、ビッグ3は相変わらず低確率。

ウルブスはファールトラブルがいっぱいいるので、アウェイな事も含めてもっと慎重にディフェンスしないと。

2QゴベアとKATのツインタワーでスタート。ファールトラブルでローテが難しくなったフィンチ。形としてはツービッグにスリーガードだからいつもと一緒っちゃ一緒か。

ゴードンのフローターが外れて始まると、ゴベアがオフェンスリバウンドからダンク。

ヌルキッチのインサイドアタックに対して決められるもぎりぎりでファールを我慢するKAT。大人になった。のか?

サンズもヌルキッチとボルボルを入れツインタワーっぽい感じに。1Qで取られまくったオフェンスリバウンドを改善したいのかな。ですがゴベアに完全にフィジカル負けしているボルボル。

ブッカーはミドルを決めますが、プルアップ3Pはミスし、モリス相手のポストアップでもシュートまでいけず。地味にブッカーに対してモリスが効いてるのはウルブスからしたら大きいよね。

ですがオフェンスで停滞してきたウルブス。オフェンスリバウンドは相変わらずとれているのですが、ゴベアKATがリバウンドからのパスアウトをことごとくミス。速攻からボルボルのダンクで同点に追いつかれます。

これをみてエドワーズを戻すフィンチ。ウルブスはスターターに戻ります。

KATのオフェンスリバウンドからゴベアが決めますが、ブッカーのスクリーンに対してKATが突っ込んで3つ目のファールに。再びベンチへ下がります。

ブッカーのポストアップでコンリーを攻めるサンズですが、これがオフェンスファールになるも、タイムアウトを挟んでスティールから速攻を決め、さらにウルブスはパスミスでターンオーバー。

決めて勢いづけたいところでしたがボルボルのシュートが落ちると、逆にコンリーに3Pを決められます。KDがコンリーの上から決めますが、マクダニエルズがオフェンスリバウンドからブッカーにファールされFTに。

ここからKD連打で繋いでいくサンズに対して、ウルブスもエドワーズ連打でリードをキープ。タイムアウトを取ってゴベアのワンビッグに変更します。

タイムアウト明け苦しいオフェンスからコンリーの3Pが外れますが、エドワーズがオフェンスリバウンドを取るとコーナーで空いたコンリーを見つけ3Pに。さらにコンリーはドライブからレイアップを決め8点リードに。

ブッカーがタフショットを沈めて59-53のウルブス6点リードで前半は終了。点差はついていないとはいえ、ロースコアのウルブスペースになってきた。

リバウンドで圧倒し、3Pを打たせなかったウルブス。KDもブッカーも結構ミドルの選択をするほうだけど、人数をかけずに守るウルブスなのでなかなかビッグ3からボールが出てこないサンズ。

後半KDのミドルが落ちて始まると、トランジションからのオニールの3Pも決まらず。逆にKATがヌルキッチを攻めてドライブを決め、オニール相手にも決めると10点差とします。

一気に行きそうなウルブスでしたが、ターンオーバーからブッカーに速攻を許すと、次のオフェンスでもブッカーはショットクロックぎりぎりでミドルを沈め、さらにヌルキッチがFTを1本決め5点差に。この間にマクダニエルズが4つ目のファールでベンチに下がります。

ですがコンリーがプルアップ3Pを決めると、エドワーズのドライブキックアウトからボールがKATに繋がるとトップから3Pを決めて11点差に。

ブッカーがドライブで1本返すもNAWがプルアップ3P、さらにNAWはエドワーズのキックアウトを受けて連続3P。ウルブスの15点リードまで広がります。

完全にウルブスペースになると、NAWとゴベアのツーメンゲームからゴベアのand1ダンクに。なにか突破口が欲しいサンズはKDがKAT相手にファールドローで4つ目に。これでナズのワンビッグにすると、そのナズがゴードン相手に決め、エドワーズがスティール。このオフェンスで再びNAWがコーナーから3Pを決めると19点差に。

タイムアウトを取るサンズですが、ディフェンスではカイルのハンドオフフェイクに簡単に引っかかりナズの3Pに。完全にコミュニケーションミス。ゾーンに変更しますがこれも簡単にゴベアに合わせられFTに。

エドワーズのドライブも決まると、この試合ウルブスが取り続けているオフェンスリバウンドからNAWがこのQ4本目の3Pで20点差に。

KDがイージーなフローターも外すと、トランジションでのピックアップミスでナズをゴール下でドフリーにしてしまいダンクに。タイムアウトを取るしかないヴォーゲルですが、タイムアウト明けのオフェンスは24秒オーバーに。

95-73と一気にウルブスがリードを広げて3Qを終了します。ちょっともう20点差をひっくり返す力が残っていないように見えるサンズ。

4Qは頭からエドワーズ、ゴベア、KATを並べて勝負を決めに行くフィンチ。

サンズはオコギーを入れてハードワークでなにかを起こしたいところ。そのオコギーがエドワーズをコーナーでヌルキッチと囲んでターンオーバーを引き出すと、ドライブに対してコーナーから飛び込んでの合わせでダンクに。

ですがウルブスもコンリー、エドワーズのドライブで対抗すると、フラストレーションが溜まったのかブッカーがプレーが止まっている時にマクダニエルズの手からボールを叩き落として小競り合いに。これでダブルテクニカルになります。地味に血の気の多いマクダニエルズ。

トランジションと3P連打だけ気を付けていれば大丈夫そうなウルブスですが、スローインからワンパスでビールの3Pになると、オコギーにも3Pを決められ15点差に。

ちょっと気持ちが緩んだっぽいウルブスはKDを空けてしまい3Pを決められると13点差に。NAWのFTで少し落ち着くと思いきや、ゴベアがスイッチからビールに対して下がったところでプルアップ3Pを食らいます。

エドワーズがドライブから決めると、KDの3Pに今度はしっかりゴベアがチェックに行きシュートが落ちるとエドワーズがドライブからファールドロー。ですがこれにサンズがチャレンジすると、成功しますがファールした選手が変わっただけでFTは獲得。

吹っ切れたかのように積極的に打ってくるサンズはゴベアに対してビールが再び3P。これで広がったウルブスオフェンスに対してゴードンがドライブを試みるもシュートミス。

ウルブスはエドワーズのFTで繋いでいくと残り4分で114-99と15点リード。

タイムアウト明けゴベアのポストアップとか変な事やってるけど、マクダニエルズがブッカーを止め再びエドワーズがドライブからファールドロー。オコギーの3Pが外れるとエドワーズがリバウンドから走っていたゴベアにパスを通してand1に。しかもこれがフレグラントになり20点差に戻ります。終わりかな。

最後にビールの3Pが連続で入りますが時すでに遅し。最終スコアは126-109。

これでフランチャイズ史上初の3-0のリードとしたウルブス。1Qに10本以上の差があったFTAも終わってみればウルブス31本サンズ32本と差はなく、リバウンドで50対28と圧倒。しかもこの試合一度もサンズにリードを与えることなく勝ち切りました。

ウルブスは6人が2ケタ得点なのに対してサンズは4人でスターターに入ったオニールは無得点。ヌルキッチも3得点だけでした。終盤に使ったオコギーが多少変化をつけられそうな事はプラス材料ではありますが、オコギーが使えるから勝てるって話でもないしね。

サンズはかなり厳しそうな状況ですがホームで意地を見せて1勝をもぎ取れるか、一方のウルブスは初めてのスイープを目指して第4戦に臨みます。