ウルブスファンの独り言

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MIN - ORL

ここ10試合で5勝5敗の両チーム。ウルブスはサンダーとナゲッツに1ゲーム差まで追いつかれています。直近10試合でウルブスがOffrtg 113.2 Defrtg 113.5 マジックがOffrtg 113.4 defrtg 113.3とほとんど同じような数字になっています。

マジックはホームで13勝4敗と強さを見せており、今シーズンFTAが1試合平均26.9本とリーグトップになっています。ウルブスはバンケロ、ワグナー辺りにをファールせずに抑えられるか、またここ数試合スタッツは良いエドワーズですが負け試合で平均29.2点なのに対して勝ち試合では平均25.9点となっていていかにスコアリングでエドワーズ頼みにならず、エドワーズからの展開でオフェンスができるかがカギになりそうです。加えてウルブスはこの後B2Bセルティックス戦。中一日でブレイザーズ戦とスケジュールもちょっと厳しいのでどれだけマネジメント出来るかどうかも大事です。

マジックはオケケとヒュースタンがスターターに。フランツいないのか。試合が始まるとバンケロにはマクダニエルズがマッチアップで24秒オーバーに。さすがにバンケロにはやられるわけにはいかないマクダニエルズ。

ウルブスがKATのコーナー3P、KATからゴール下ゴベアへのアシストで得点していきますがKATのドライブはバンケロにブロックされます。その後エドワーズのスクリーンを使ってバンケロの上から3P決めたけど。

3分以上経ってやっと初得点のマジック。ウルブスはここからドライブしたエドワーズが笛が鳴らずに連続ターンオーバー、コンリーはKATのポストへのパスをスティールされます。最近の課題のターンオーバーが早くも連発します。

4連続ターンオーバーになりますが、マジックもハーフコートになるとオフェンスが全く機能しなくなるのでウルブスリードで試合は進みます。がこの試合でもエドワーズが早めの2ファールになります。

エドワーズを隠したかったのかここからゾーンになるウルブス。マジックはゾーンになってもオフェンスで打開策を見つけられません。フランツの欠場がかなり辛そう。

ディフェンスでもゴベアとKATにボコされてるマジック。あんまりこの2人にインサイド破壊されてるチーム見ないから新鮮。もう1人のワグナーがコーナー3P、ドライブと頑張りますがウルブスもリードの3P、カイルのFTで30点を超えていきます。

レイアップすらもポロポロ外したマジックは33-16とウルブスに大量リードを許して1Q終了。アウトサイドも全然入らなかったしKATとゴベアを全く止められなかった。

2Qゴベアのジャンプシュートで始まるウルブス。あんまり油断してるとまずいよ。

しかも2Q開始すぐ戻ってきたエドワーズがオフェンスファールで3つ目。ベンチへ下がります。するとオケケの3Pが決まり続けてアンソニーがフローターを決めて10点差に。ナズがブラックにスティールされますがこれは失点には繋がらず。

アウトサイドが決まり始めたので次はインサイドを攻めたいマジック。ブラックはゴール下をミスしますがスローインからマクラフリンがクイーンのカットに気付かずFT献上します。マクラフリンを使うのはいいと思うけどいつもちょっと長い気がするんだよね。

マクラフリンが下がり、入ってくるとすぐスティールから速攻を決めるマクダニエルズ。この試合はマクダニエルズがよく効いてる。特にバンケロがめちゃくちゃマクダニエルズ嫌がってそうなんだよね。フィジカル勝負ならなんとかなると思うんだけど。

KATのダンクで15点差に戻すとさらに止まらないKATは4本目の3Pを決め、ポストアップからナズのカットにアシストと大車輪の活躍を見せます。

バンケロがことごとくマクダニエルズに止められている中コンリーの3Pで最大の25点差に。マジックはスクリーンもしっかりかかってないのでバンケロがマクダニエルズを剥がせないんだよね。ポストプレーされてもスペースを空けて守ってるマクダニエルズ。フェイダウェイとかジャンパー系を打たれる分にはチェックできるから大丈夫って感じ。

前半終了間際に速攻からマクダニエルズが3Pを決めて67-37で後半へ。前半FG28.3%で37点しか取れなかったマジック。バンケロが止められてるとかそういう次元じゃなくシュートが入らない。そこそこのシュートシュチュエーションは作れてるんだけどね。

後半はウルブスの苦手なゲームコントロールが大事になります。まぁこのリードあったら多少は仕方ないんだけど緩めに入るウルブス。マジックのシュートが入ってないから何も起きてないけどさ。

FTも2本外すバンケロ。サッグスのドライブは決まりますがすぐエドワーズがドライブから決め返します。

おそらくベンチから時間をコントロールするように言われているので早仕掛けは少なく、KATとエドワーズかコンリーとゴベアのPNRでオフェンスしていくウルブス。

フィンチもわりと用心深く、ターンオーバーから決められると即タイムアウトなど流れをマジックに与えません。

サッグスとフルツはテンポをあげようとボールをプッシュしていきますが他の選手が反応せず中々反撃できません。しかしウルブスもウルブスでナズが余計なファールから余計なテンディングでand1を献上したり、エドワーズへのエントリーパスをNAWがスティールされたりとピリッとしません。

それどころかサッグスがハードワークで2本のスティールと速攻、3Pを決めて1波作ります。ちょっとNAWとナズでミスが出すぎ。

NAWからマクラフリンにスイッチするウルブス。マジックはこの流れを掴みたい所ですがワグナーがKATを離しすぎて3Pを決められます。ハードワークしてるのはサッグスだけか。

バンケロもショットクロック0.6秒のウルブスのスローインで手だけ出してナズにファールするなど気持ちが切れてそう。

しかし3Q終盤にはバンケロがボール運びからそのままアタックしてくる形にするとウルブスも応戦して走り合いで点数の取り合いになります。もうちょっとコントロールしてほしいマクラフリン。結局90-66で最終Qへ。

最終Qもダラっと入るウルブス。コンリーのドライブが外れ速攻を食らうと、続けてKATのドライブも外れ再び速攻に。1番やられちゃいけないのに戻りが遅いウルブス。

さらにKATはゴベアにポストプレーなんかをやらせる始末。ワグナーがファールしてくれて助かったけどさ。

KATの判断力の悪さが全面に出てるからもう下げた方がよさそうなんだけどね。サッグスが1人で気を吐いて20点差まで持ってきます。まじでタイムアウトかKAT下げてくれフィンチ。

そのKATがオフェンスで倒され寝転がっている間にクイーンに3Pを決められるとさすがにタイムアウトのフィンチ。まぁブラックが完全に腕引っ張って倒してたんだけどね。

KATからカイルに交代するもエドワーズがスティールされます。集中力切れたかな。その後もターンオーバーするエドワーズ。無理に時間使おうとしすぎてドライブで止まっちゃうのが原因だと思う。

ゴベアのパスミスにカイルが呆れたりもしたけれどそのまま大量リードを守りきり113-92で勝利。

ですが問題はこの点差があるにも関わらず残り2分半までエドワーズ、マクダニエルズ、ゴベアをコートに残したフィンチだよね。B2Bでのセルティックス戦が控えてる中で序盤から大量リードを作り、主力を休めるには最適な展開だったのにね。まぁエドワーズは25分だから良いとしてもその他のスターターは全員30分以上出てるので、これがセルティックス戦にどれだけ影響するか。