ウルブスファンの独り言

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'24 プレーオフ1回戦 DAL - LAC G5

エストではサンダー、ウルブスがスウィープで勝ちあがり、ナゲッツも4-1で1回戦を突破したため残っているのがこのシリーズのみに。

ゲーム4では30点ビハインドから追い上げたマブスでしたが、最後はスーパースターの殴り合いからハーデンが打ち勝ちカワイ不在のクリッパーズが勝ち2-2のタイに戻しました。

クリッパーズはカワイの復帰の目途が立たないとのことで今季もカワイなしでプレイオフを戦う事に。これだけ怪我が多くなってくるとクリッパーズも先のことを考えていかないといけないかもね。

ゲーム5はカイリーのドライブから始まると、カイリーはディフェンスでもハーデンを抑え24秒オーバーに。さらにスローインでワシントンをフリーにしてしまうなど試合の最初をふわっと入ってしまったクリッパーズ

ズバッツとハーデンのハイピックから簡単に展開しだすクリッパーズ。ギャフォードの所で苦しみます。がマブスはドンチッチとカイリーのハンドラーアタックで反撃していきます。

2人のハンドラープレイからジョーンズ、早くも交代で入ったライブリーへの合わせもでるなどオフェンスはイージーな感じのマブス

ギャフォードからライブリーに変えたマブスですが、ズバッツとマンにインサイドで決められていきます。ライブリーもギャフォードよりはいいけどって感じだしね。

ショートレンジが決まりまくって早くも4/4のズバッツ。タイムアウトがありクリバーも入れてくるマブスですが、ハーデンにマッチアップしたクリバーとライブリーの連携ミスからハーデンに3Pを許します。

お互いにハンドラーの所からの展開が多い中でジョーンズがブロックからの速攻で得点。この試合初めてといっていい速攻が出ます。速攻の分だけリードしているようなマブスですがドンチッチが2つ目のファールを吹かれます。

エクサム、グリーンを入れてきたマブスに対して、ウエストブルック、パウエル、プラムリーを入れてくるクリッパーズ。プラムリーになったのでギャフォードを戻すマブス

1Qは25-24とマブスが1点リードで終えます。どちらもハンドラー中心でオフェンスを展開していきそこからの合わせも出ていた1Q。こうなると速攻やセカンドチャンスがカギになりそうですが、速攻はマブスに分がありそう。

2Qドンチッチが休んでいる時間にエクサムコントロールになりますが、カイリーにボールを持たせたいエクサムに対して自分でもらいにくるグリーンやしっかりスクリーンがかからずハンドオフで渡そうとしてマンにボールを弾かれるギャフォードなどで苦労します。

それでもワシントンがハーデンをブロックしたりクリバーの3Pをアシストしたりしてリードしていくマブス

一方のクリッパーズはウエストブルックとハーデンを並べますがなかなかオフェンスで形を作れません。そうこうしているとドンチッチが戻ってくるとクリバーの3Pをアシスト。

さらにウエストブルックがクリバーを捨てボールを取りに行くと空いたクリバーが再び3Pを沈めます。キックアウトからシュートが入りだしたマブス

ハーデンはドンチッチを呼びだして攻めてくると、ゾーンに変更したマブス。しかしここでワシントンがゾーンのセットに遅れジョージドライブを食らうと、ライブリーはズバッツに押し込まれてand1。クリッパーズが追い上げます。がズバッツが調子がいいので全員がズバッツを見すぎな感じになり、インサイド合わせが連続ターンオーバーになります。

タイムアウト明けでクリッパーズの酷いディフェンスでクリバーが3P。おそらくゾーンをやろうとしたのですが、ハンドラーにプレッシャーをかけながらマンツーっぽくついてるウエストブルックに、コーナーのクリバーについていて45度あたりでドンチッチを完全にフリーにするハーデン。フリーに気づいて急いでドンチッチをケアしに行きますがドンチッチのカウンタードライブ。ヘルプに出たプラムリーでしたがコーナーががら空きになり3Pが決まります。

再びハーデンがドンチッチを呼び出しますがドライブからのエンドライン合わせがしっぱしすると、オフェンスリバウンドからオフェンスをやり直すもプラムリーがゴール下で抑えられ、逆にカイリーから走ったギャフォードへのアリウープが決まり10点差に。

レナードがいないのでハーデンのハイピックツーメンゲーム一本鎗のクリッパーズ。ラストオフェンスではポールジョージに預けてFTを獲得しますが56-46とマブスが10点リードで後半へ。

後半はお互いターンオーバーでスタート。クリッパーズに至っては後半最初の2回のオフェンスで2ターンオーバー。それもハーデンとジョージのパスミスで始まります。

ズバッツがインサイドで押し込みを決めますが、ジョーンズがコーナーから3P。広がったインサイドを攻めようとジョーンズにインサイド合わせのパスを出しますがジョーンズがこれを感じられずにターンオーバー。ドンチッチが手を叩いて鼓舞します。

さらにオフェンスリバウンドからコフィーがサイドラインを踏んでターンオーバー。ハーデンがドライブでボールを弾かれてターンオーバー。クリッパーズのターンオーバー連発からカイリーのand1で12点差に広がります。

ジョージがダブルチームを引き付けてキックアウトするもマンが3Pをミス。ドンチッチがズバッツを呼び出してステップバックミドルで14点差でターンオーバーになります。

タイムアウトを取るクリッパーズですが、タイムアウト明けにジョージのミドルが外れると、次のオフェンスでもジョージがジョーンズに完封されます。マブスはドンチッチがドライブからand1でリードを広げていきます。まずくなってきたクリッパーズ

エストブルックを入れ打開を計りますが、そのウエストブルックがライブリーに連続ブロックされると、ドンチッチ連打で20点差に。

さらにマブスは速攻でバタつくも最後はジョーンズのand1ダンクになり終わりそうな感じに。クリバーにもこの試合5本目の3Pが出て、ロングリバウンドもマブスに転がってくるとドンチッチからライブリーへのアリウープに。

なんとかしたいクリッパーズはタッカーを入れますが、タッカーでどうにかなるなら2-2になってないよね。

最後にジョージの3P2連続が決まりますが、マブスのラストオフェンスはドンチッチにウエストブルックとタッカーでダブルチームにいったところを軽く捌かれグリーンの4Pプレーに。89-69の20点差で4Qへ向かいます。

4Qプラムリーのスティールから速攻ダンクで始まると、タッカーがカイリーを抑えオフェンスリバウンドに飛び込んでファールをもらい、さらにもう1本オフェンスリバウンドを奪うなどハッスルしますが、シュートが決まらず逆にカイリーに3Pを決められます。

クリッパーズはドンチッチにマッチアップされてるタッカーがハーデンにスクリーンに行きドンチッチ対ハーデンを作りますがハーデンがステップバック3Pをミス。ロケッツを思い出すようなプレーでしたがこれが決まるならハーデンはまだスーパースターだよね。

逆にドンチッチはズバッツを呼び出してステップバック3Pを決めます。時代の移り変わりを感じる一連の流れ。

さらにカイリーがミドルを決めるとこれで27点差に。

そしてここにきて使われるハイランド。そーいえば完全にいることを忘れてたな。ハイランドの良し悪しは置いておいても、困っている時間に使ってみるとかもう少しやりようはあったんのではと思うけどね。

試合はそのまま何事もなく123-93でマブスの勝利になります。これで王手をかけてホームに戻るマブス。とにかくオフェンスが酷かったクリッパーズですが、決まりすぎたゲーム4も別にフリーを作れまくっていたわけじゃないのでこんなもんかなと。まぁ93点は取れなさすぎだし、123点は取られすぎだけどね。

昨季もシクサーズでハーデンが大活躍して勝った試合がありましたが、1シリーズ1活躍位が精一杯なのか、意地でもう一暴れ出来るのか。