ようやくビッグ3が揃い始めたサンズ。シーズン序盤はプレイイン争いまで落ちるかと思われましたが、後半戦調子を上げストレートインまで見えてきました。一方で首位に返り咲いたウルブスは連勝でサンズ、レイカーズとアウェイでの試合が続きます。
そういえばサンズはアイザイアトーマスと契約したんだっけか。ブッカー、KD、ビールがいてなんでスコアリング系のガードを欲しがったのか謎だよね。まぁ出番は多くないだろうしあんまり関係ないか。
最近すっかりスターターに定着したナズリード。サンズもスターターは欠場なし。
サンズオフェンスから試合は始まりますが、エドワーズがKDに対してフィジカルに守ると困ったビールは狭いところに突っ込んでいってターンオーバーに。ウルブスもナズが速攻で中途半端な動きを見せターンオーバー。バタついたスタートからマクダニエルズがブッカーの3Pにファールして両チーム最初の得点に。
ボールが手についていないようなビールとナズ。ビールはトップの位置で小さいハンドリングミスを繰り返すし、ナズは2本目の速攻もミス。サンズはブッカーがボールを持ってオフェンスを始める形にすると、ヌルキッチとのツーメンゲームで連続得点となると、さらにゴベアのパスミスからKDがオフボールでナズを振り切ってand1。0-10とウルブスは最悪のスタートとなります。
1本取りたいところですが、再びナズがドライブからのレイアップをミスすると、ピックアップミスからアレンに3Pを決められタイムアウト。
タイムアウト明けもナズをコートに残すフィンチ。ですがエドワーズのドライブに対してゴベアがコースを消してしまうなど、ツービッグが全く機能していません。
コンリーもヌルキッチにスティールされてビールのダンクになると15点差に。開始4分半でようやくコンリーのFTで初得点のウルブスですが、ビールがコンリー相手にトップからドライブして簡単に得点。
その後もターンオーバーを繰り返すウルブス。モリスとカイルが交代で入ってくるとそのカイルとのハンドオフから4Pプレイのエドワーズ。これで落ち着けばいいけど。
サンズもベンチメンバーが入ってくると、ゴードンはシュートミス、アレンとブッカーが連続ターンオーバーと得点が止まります。この間に差を詰めたいウルブスはエドワーズエドワーズエドワーズでいきますが笛が鳴らずにご立腹。サンズのタイムアウトを挟んでKDのミドル、NAWの3Pと試合は進んでいきます。
なんとかカイルのドライブ、モリスの3Pで繋ぎますが1Qだけで8個のターンオーバーから14失点を喫したウルブスは20-32と12点ビハインドで2Qへ向かいます。よく12点差で収まったなって感じ。
2Qマクラフリンとコンリーを並べるウルブスに対してヌルキッチとボルボルで始まるサンズ。最初のオフェンスで再びターンオーバーを犯すとビールにミドルを決められます。ここからファール合戦になる両チーム。ゴベアが腕を振ってヌルキッチに当たったのは吹かれなかったけど、ビールがファールを吹かれて3つ目でベンチへ。
アレンの3Pが決まってサンズは17点リードに。さらにショットクロックぎりぎりでアレンがマクラフリンとの1対1から決め19点リード。NAWが3Pを返しますが、KDがカイルの裏を取りバックカットからダンクに。
残り6分で戻ってきたエドワーズが即3Pを決めるとサンズがタイムアウト。なんだかんだで20点差以上ついていそうな展開なんだけど、14点差で踏みとどまっているウルブス。というかなかなか離せないサンズ。
それでも徐々にウルブスディフェンスが効いてきているのですが、いかんせんオフェンスがどうにもならないので41-57で前半を終了します。14個ものターンオーバーを犯しながら57点しか取れなかったサンズなので、困っているは困っているのですがそれ以上にウルブスのオフェンスが酷すぎてって感じ。サンズもしっかり追いかけてディフェンスを頑張っているのはありますが、ディフェンスにはまっているというよりは自滅感の強いウルブス。
後半もマクダニエルズのドライブからのキックアウトがずれ、なんとかキャッチしたコンリーですが結局ゴベアのミドルになりオフェンス失敗。しかしエドワーズがスティールから決めてウルブスが後半最初の得点。
ゴベアがゴール下でヌルキッチをシャットアウトしますが、ナズがシュートミス。ナズはもう下げてスモールでも試してみた方がいい気がするけどね。ゴベアもアリウープをミスするとビールの3Pが決まり19点差に。タイムアウトを取りますがタイムアウト明けもナズがポストアップからのパスをスティールされます。
後半のスタートも失敗しこのまま終わってしまいそうなこの試合。
20~15点差を行ったり来たりの展開が続きます。ウルブスが少し連続得点をしたかと思えばサンズはファールからFTで得点しウルブスがオフェンスを失敗。サンズもオフェンスを失敗。
残り6分になるとゴベアもナズも下げてスモールにしたフィンチ。ちょっと決断が遅い気もするけど、決断できただけいいか。と思ったらすぐナズを戻してワンビッグに。
前半とは変わってターンオーバーが減ったウルブスと増えたサンズですが、サンズのターンオーバーはラインを割ることが多く直接の失点につながらないことが多く。ターンオーバーを誘ってはシュートミスを繰り返していきます。
結局61-77と全く差を詰められずに4Qに臨むウルブス。12分で16点差ならまだわからないっちゃわからないんだけど、追いつくような展開が全く予想できない。
なんとかエドワーズがいない時間に少しでも差を詰めておきたいのですが、サンズの位フェンスが連続で水してくれたのにNAWがレイアップをミスすると、3Pをミス。モリスがオフェンスリバウンドを取りナズが3Pを決めますが、次のオフェンスではナズがターンオーバーで帳消しに。
じわりじわりと13点差まで詰めるもゴベアがヌルキッチにand1を献上し振り出しに。ビッグマンが足を引っ張っているウルブス。
2人のビッグマンがKDに連続でやられて20点差になるとさすがに終わった感じが出てくる。残り6分半でエドワーズとマクダニエルズを戻しますが時すでに遅し。
サンズはブッカーが時間を使いファールドローを繰り返せば安牌って感じ。
最後はトランジションからブッカーが3Pを決めて白旗のウルブス。あとはガベージで終了。最終的に87-97で終了。
首位争いの最中ディフェンシブな戦いに持ち込みながら痛い敗戦のウルブス。こんな試合してるようだと1位通過はかなり怪しくなってくるよね。