ウルブスはホーム7連戦の最終戦。オールスター明け早くも3度目のB2Bになります。
相手のブレイザーズはグリズリーズに連勝してこの試合に臨みますが、直近10試合では2勝8敗で35分近く出ているサイモンズとグラントがちょっとシャレにならないスタッツを残しており、サイモンズはFG 37.6% TS 50.7% グラントもFG 40.4% TS 53.8%となっています。さらにスクートに至ってはFG 32.4% TS 48.3%とちょっとどうしようもない感じになっています。
一方のウルブスはキングス、クリッパーズに接戦の末連敗しており、ウエスト首位もサンダーに明け渡してしまいました。
ブレイザーズはグラントもエイトンもおらず、スターターにマレーとウォーカーのルーキー2人にバントン、リース、サイモンズとちょっとねーって感じ。ウルブスはいつものスターターです。
と思ったらNAWがいるぞ。エドワーズがスコアテーブルに待機してのティップオフです。なんだこれ。結局試合開始時間を忘れていただけらしい。エドワーズらしいというかなんというか。
コンリーとサイモンズのシュートが外れると今シーズン初めてベンチから出場のエドワーズ。KATに対してよく守ってるウォーカー。マレーも兄弟と同じようにエースキラーを任されているのかエドワーズにマッチアップです。
バントンが長さを生かしてドライブを2本決めると、コンリーのパスはマレーに奪い取られサイモンズの3Pに。ブレイザーズはバントンがトップでボールを持ってコントロールしている場面が多く、サイモンズがダムダムしている形よりはいい感じ。
コンリーの3PとゴベアのFTで得点するウルブスですが再びバントンがドライブからFT獲得。
ジャンプシュートも決めてバントンは開始5分で3/3で7得点。なんかよくわからないタイミングでテクニカル吹かれてるけど。このテクニカルでタイムアウトになってゾーンに変更してきたブレイザーズ。ゴベアが押し込み2本決めてるからそこの対策かね。
ウルブスはKATが2ファールになりナズと交代。ブレイザーズは結局タイムアウト明けの一回でゾーン諦めてマンツーマンに戻しています。なんだったんだ。
再建チームなのに8人も欠場がいて、ベンチに私服の選手がいっぱい座っているブレイザーズ。ベンチからもよく知らない選手が出てきます。
しかしこのメンバーなのにやりすぎる事がないサイモンズ。わりとバランスアタックな感じでオフェンスをしてきます。ウルブスはエドワーズ+ベンチメンバーになってナズのワンビッグになりますがそのナズがコーナーから3Pを決めます。
謎チームに弱いウルブスですがNAWとナズの3Pで逆転すると、オフボールでエドワーズへのスクリーンからポップするとドフリーになり3本目の3Pを決めるナズ。26-28で1Qを終了します。
2Q最初のオフェンスで再びバントンがドライブするとKATのファールになり3つ目。14秒でベンチへ下がります。ミナヤに3Pを決められるとターンオーバーからルペアにも決められ4点ビハインドに。
フロントコートまでが早いブレイザーズオフェンスに対して戻りが遅れるウルブスはなんだかんだ引き離せない展開が続きますが、モリスのミドルとNAWのショットクロックぎりぎりの3Pで5点リードとします。ここでタイムアウトからサイモンズとリースのツーメンゲームで攻めますが失敗すると、マクダニエルズがポストでファールをもらいFTに。
さらにリースのターンオーバーからNAWがゴベアに合わせダンク。段々きつくなってきたブレイザーズ。きつくなるとサイモンズのハンドラープレイが増えていきます。
ウルブスはKATのファールトラブルがあるのでワンビッグの時間が長くなっていきます。マレーの押し込み、サイモンズのドライブ、リースの3P、ゴベアのターンオーバーからマレーのダンクと再び1点差まで押し戻すブレイザーズ。
カイルにリース、交代したナズにウォーカーがマッチアップするとウルブスはカイルの1対1が多くなり連続で外していきます。FTでなんとかなっているけど。
2Q終盤にようやくエドワーズが初FGを決め48-55で前半終了。
ここまでFTがブレイザーズ6本に対してウルブスが20本と大差がついていますがその割には点差がついていません。
後半ウォーカーがKATにアタックして得点し始まると、再びウォーカーのドライブキックアウトからサイモンズの3Pに。KATがドライブでFTを得ると、さらにエドワーズのドライブに合わせて得点。ドライブも連続で決めて一気に8得点。
バントンとリースが決め返しますが、マクダニエルズのバックカットからのダンクとゴベアのオフェンスリバウンド押し込みand1で11点差と今日最大のリードとなります。
しかしブレイザーズもカウンターでマレーが得点。トランジションディフェンスに困っているウルブス。
サイモンズがボールを持っている時間が長くなると怪しくなってくるブレイザーズ。サイモンズはオフボールで動かしてボールキープする時間はすくない方がいいよね。
ゴベアのドライブに対してチャージングを狙ったリースですが笛はならず、バントンのファールを受けながらのand1になり13点差。
一気に試合を決めるかに思われましたが、サイモンズがショートレンジを決めるとタイムアウトを取りエドワーズを下げるウルブス。この試合全然だったし肘を痛めたっぽい。タイムアウト明けオフェンスリバウンドを連続で奪うもKATとNAWの3Pは外れコンリーのターンオーバーから速攻を食らうとルペアの3Pが決まり6点差に。ですがゴベアがドライブからand1ダンクを決めます。ゴベアにやられるのはだめだろ。
サイモンズに連続でやられたのでリースとのツーメンゲームに対してゴベアがサイモンズに強く出るとリースがアウトサイドでフリーに。しかし打ち切らずにドライブを選択し外すリース。すると逆にサイモンズとリース相手にカイルとゴベアのツーメンゲームでアリウープになるウルブス。
ですがリースはトップでボールを受けるとゴベアのプレッシャーが甘いのでパスフェイクでNAWをどかすとそのまま3Pを沈めます。3点差になっちゃった。
サイモンズに1本決められますが、NAWがコーナー3Pと速攻を決めて82-88と最終Qへ。
4Qになると戻ってくるエドワーズ。怪我に耐性ある過ぎるでしょ。
ゴベアがリースの上から押し込むと、ディフェンスではスイッチさせられるもリースのドライブに素早く反応しレイアップを外させます。
さらにナズが3Pを決め11点差になりブレイザーズはタイムアウト。
タイムアウト明けサイモンズを下げバントンのアタックを選択しますがブロックされます。数ポゼッションで戻ってきたサイモンズですがモリスに完封されると、再びカイルからゴベアにパスが出てダンクに。去年は殴り合ってたのにね。
ブレイザーズはルペアが必死にゴベアとサイモンズのミスマッチを作ろうとウォーカーに指示を出してスクリーンをかけますが、ウルブスはカイルがサイモンズにダブルチームに行きボールを離させるとバントンの3Pになり外れます。
そのルペアが3Pを決め10点差になるとタイムアウトのウルブス。タイムアウト明けオフェンスリバウンドからエドワーズの3Pが決まると、ルペアのターンオーバーからエドワーズが決めて15点差。しかしルペアは自ら3Pを決めて取り換えします。粗いし個人技はまだまだ厳しいけど、献身的にスクリーンにも行くし、フィジカルに戦うしいい感じだね。ウルブスに欲しいタイプのルペア。シュートはいらないから使われなさそうだけどね。
KATのFTにカイルがサイモンズからスティールし速攻でダンクを決めて試合は終わるかと思いましたがサイモンズがドライブからand1ダンクと3Pを決め9点差に。
カイルがコーナー3Pを決めますが、バントンもようやく3Pを決めて粘ります。
タイムアウトを挟んでウルブスはデザインプレーが失敗すると、リースが決めて、KATを押さえますがサイモンズが狙いすぎたパスからターンオーバー。やはりハンドラーとしては厳しいサイモンズ。このターンオーバーからエドワーズがドライブを決めると残り2分で11点差。さらにゴベアがウォーカーをブロックすると、コンリーの3Pで試合も決まります。
最後はなんかウルブスの気が抜けたのかバタバタっとして終わりましたが、結局114-119で勝利し、レイカーズに負けたサンダーから首位奪還となりました。