ウエストの熾烈な首位争いの中の直接対決。クリッパーズとの試合です。モンテ・モリスはこの試合から出てくるの。かな?
ウルブスは中3日空いているので休養たっぷりで試合に臨みます。
最初のプレーでKATがズバッツを軽く抜きドライブを決めてスタート。ウルブスはディフェンスでマンにKAT、ハーデンにコンリーがマッチアップ。
マクダニエルズのドライブ、コンリーゴベアのPNRからアリウープと続くウルブスに対して、ハーデンがファールドローと3Pでコンリーをいじめます。エドワーズはフェイスガード気味につかれると、あまりオフェンスに絡まず4対4の形でオフェンスを作っていきます。
途中からプレッシャーが弱まるとハンドラープレイもやり始めますが、ツーメンゲームではダブルチームで対処され、ドライブヘルプも厚めにくるので苦労しています。
クリッパーズは相変わらずアイソベースで得点していきます。ウルブスが6FGに対して6アシストなのとは対照的。
キャッチミス、ゴール下のフィニッシュ力の無さとゴベアのデメリットが強めに出てる序盤ですが、ドライブからファールを貰いFTを2本沈めます。結果的にはいいけど酷い。
そしてベンチから出てきたウエストブルックに翻弄されるウルブスディフェンス。スピードに全くついていけません。がNAWがドライブを決め、ウエストブルックのドライブを止め、速攻でエドワーズにアシストと流れを変えます。
ここからエドワーズはドライブ、KATとのPNRからKATのFTに、さらにポストアップからナズのコーナー3Pをアシスト。
ですが1Q終盤にレナードが連続でダンクを決め28-24で2Qへ。インサイドを攻略できたウルブスはここからアウトサイドをしっかり決められるか、一方FTで得点を稼いできたクリッパーズは勝てるマッチアップを作れるかどうか。
2Qになるとモンテ・モリスが初登場。しかしイマイチ合っていないというか、カイルと同時起用するならモリスの良さが出ない気がするんだけどね。
1Qに続いてウエストブルックに手を焼いていますが、ウエストブルックに1人でやられるならまだいいんだけど、プラムリーへの合わせなんかも出てきておりクリッパーズはウエストブルックから作ればとりあえずオッケーな感じに。
フィンチはさらにカイルを下げるとコンリーとモリスを並べる形に。意味がわからないぞ。
しかしゴベアとのツーメンゲームからプルアップ3Pでウルブスでの初得点を決めるとこれで10点リードに。
これでタイムアウトのクリッパーズですが、タイムアウト明けにジョージのミドルとズバッツのFTで得点します。するとウルブスはゴベアのワンビッグにモリス、コンリー、マクダニエルズ、エドワーズに。
ただワンビッグにしたのにエドワーズのドライブは使わずガードとゴベアのツーメンゲーム中心で組み立てていくウルブス。なんの為のモリスか分からなくなってきた。
これで流れを失ったウルブスはハーデンのミドルで同点に追いつかれます。追いつかれてタイムアウトのウルブスはタイムアウト明けスターター+NAWでコンリーを下げます。
マクダニエルズがショートレンジを決め、レナードをブロック。ノービッグになっているクリッパーズですが、ウエストブルックにゴベアの方が守りやすそうなウルブス。ディフェンスでもオールスイッチっぽいのですが、連携が良いわけではないので、ドライブを連続して決められます。
ですがゴベアがコーナーのマンのフェイクに思いっきり引っかかりドライブを決められるとトランジションでポールジョージ3Pを決められ逆転されます。判断力の無さが痛い。
さらにブザービーターでハーデンに3Pを決められると49-53で前半終了。前半を6-20のランで締めたクリッパーズ。
ワンビッグ辺りから流れが悪くなっていったウルブス。モリスの使い方もよくわからなかったし。まぁ加入1試合目だし色々試したいのかもしれないけど、にしても最初からその使い方?みたいな。
クリッパーズは徐々に個々のマッチアップで上回り始めているので、ミスが増えなければこのままで良さそうな感じに。
後半はレナードのポストアップに対してコンリーが手を出しターンオーバーになると、エドワーズがドライブからファールを貰いFTでスタート。続けてポール・ジョージを止めると、ドライブから決めて同点に。
8-0のランで後半が始まりタイムアウトのクリッパーズ。タイムアウト明けレナードがマクダニエルズ相手にand1。
マクダニエルズがハーデンにマッチアップすると腕が完全に絡まってるのになんの笛もならず一瞬時が止まるという不思議な時間がありつつもリードするクリッパーズ。
ウエストブルックというかスモールになると謎にゴベアがやる気をだしてオフェンスで余計な事をしまくってって感じか。
しかし今回はミスマッチのポストでやりすぎてターンオーバーになりますが、ウエストブルックが速攻のレイアップを外すとオフェンスリバウンド押し込みでand1。余計な事をしなければ素晴らしいゴベア。逆転します。
するとやっとノーマルPGで起用のモリス。ミスマッチでポストアップするゴベアにパスを入れないのとかちゃんと判断してプレーしてる感じがいいね。
前半のようにカイル相手じゃないウエストブルックはダンクとレイアップを立て続けに外すとカイルの3Pでウルブスがリードを8点に。
さらにKATの連続FTとドライブ、エドワーズのドライブで一気にリードし89-72で最終Qへ。
4Qはお互いにターンオーバーでバタバタしながらのスタートになりますが、ナズとゴベアでリードを20点に広げるウルブス。
22点差になりタイムアウトのクリッパーズ。ウルブスはここからナズがやりすぎてオフェンスを失敗していきますが、クリッパーズも決まらないので差は変わらず。さらにゴベアもパスミスしますが、ルーズボールがNAWに渡るとそのまま3P。完全にウルブスの流れに。
NAWのドライブダンクなんかも出て、エドワーズの3Pはバンクショットで決まり、ゴベアはウエストブルックをブロック。
残り4分でお互いにベンチメンバーになり勝負ありに。
121-100でウルブス勝利。