ここ10試合のスパーズは1勝9敗、4連敗中で Offrtg 107.3ととにかく得点がとれていません。シャンペニーがコートにいるときだけはそこそこのオフェンスですがオフコートでは Offrtg 99.8と酷いことになっています。シャンペニー本人のシュートは全く決まっていないのですが、平均20分の出場で0.3ターンオーバーと堅実なプレイをすることでオフェンス力が向上しているのでしょう。
ウルブスはこの試合負けてサンダーが勝つと首位交代となるので格下のスパーズにはしっかり勝っておきたいのですが、KATが欠場、ゴベアは復帰しています。KATの代わりはカイルがスターターに。
コンリーのショットクロックぎりぎりの3Pが決まってスタートすると、ウェンバニャマのオーバーヘルプからゴベアのプットバックに。ウェンバニャマのオーバーヘルプをどれだけうまく使えるかが重要になりそう。
スパーズはそのウェンバニャマがポストでカイル相手にダンクを決めると、3PにマクダニエルズがファールしてFT3本。さらにバッセルも3Pを決めます。
マクダニエルズは開始4分でウェンバニャマに2つファールしてベンチへ下がります。
ウェンバニャマにカイルなのでナチュラルでサイズのミスマッチを使って攻めていくスパーズ。まぁウェンバニャマにサイズのミスマッチが生まれないことのが少ないんだけどね。
タイムアウトになりモリスが早めの登場とナズが出てきます。KATの欠場でワンビッグの時間が長くなりそうなウルブス。エドワーズが3Pを決めて同点にしますが、トレジョーンズに簡単にレイアップを許します。一方のスパーズもウェンバニャマが下がった事でオフェンスの起点を失い停滞します。バッセルは個人技が強いタイプじゃないしね。
ウルブスは数分でゴベアを戻しツービッグになると、モリスとのPNRからアリウープになり、さらにナズの速攻ダンク、3P、モリスも3Pで続きリードを奪います。複数のスティールとゴベアのブロックなどで一気に自分たちのペースにし21-29で1Qを終了します。
2Qもツービッグ継続のウルブス。コンリーとモリスも並べてツービッグツーガードに。
ゴベアがゴベアとは思えない見事なスピンムーブからダンクを決めると、ウェンバニャマも見事なPNRからのアシストを見せます。モリスに代えてマクラフリンも使ってくるフィンチはガードを2枚置いておきたい様子。
スパーズはウェンバニャマがゲームメイクしてオフェンスしていくのですが、中々合わずにリードを広げられます。ウェンバニャマ自身はパスも出す意識がありちょくちょくいいパスは見せるのですが、基本トップの位置から始めることが多くウェンバニャマのパスからさらに展開することも少ないのでかなり苦しくなっています。シャンペニーがいると中継役としてウェンバニャマやバッセルからのパスを繋いでくれるのでオフェンスもそれなりの形になります。中継役の選手が足りないスパーズ。
とか言ってたらマクラフリンの3Pで17点差になります。ここまで3Pが7/11とかいう高確率。KATいないのにね。
さらにマクラフリンはもう1本3Pを決め20点差に。スパーズはコリンズ、ジョーンズが個人技で返しますが、フリーのソーハンへのパスがターンオーバーになるなどここまで10個のターンオーバー。
ここからエドワーズがギアを上げるとドライブを連発し点差を戻します、が、オフボールで動いた際に足首を痛めてロッカーへ。非接触プレーでの負傷なのでなんか嫌な感じ。自分で歩けてなかったしね。
ここでウェンバニャマを戻すと、バッセルが連続で得点しウルブスは連続でターンオーバーに。ですがゴベアのブロックなどでディフェンスで踏ん張り43-58で前半終了。
何よりも気になるのはエドワーズの具合ですがスローで見る限り動いた際に足首をひねった感じだったので、ハムストリングとかアキレス腱とかではなさそう。単純に足首の捻挫だけだったらまだいいのですが。
とか思ってたら後半戻ってきているエドワーズ。怪我に対する頑丈さが異常。痛めてロッカーに下がったと思ったら少しして戻ってくるシーンを結構多いよね。この試合はリードもあるしPT控えめにしながら使ってくれよフィンチ。
前半2ndチャンスポイント0だったスパーズ。ターンオーバーからの失点も12となっています。
後半もターンオーバーから始まったスパーズ。さらにディフェンスリバウンドもしっかり確保できずにターンオーバーなりエドワーズに簡単にドライブから得点されるとタイムアウトのポポビッチ。エドワーズは止めましょうのゲームプランだったのか、戻ってこない前提でゲームプラン組んでたからエドワーズが戻ってきたことによる修正か。
このタイムアウトでウェンバニャマを下げたので前者だったのかね。
するとウルブスはエドワーズを囮に使ってコンリーゴベアのPNRからコンリーのフローターに。ちなみにウルブスも後半2分でカイルからNAWに交代しています。
しかしジョーンズのand1とシャンペニーに3Pで11点差に詰め寄るスパーズ。でしたがバッセルが連続でシュートを外すと、コンリーが自らのシュートミスの直後にスティールしてレイアップ。
NAWがフリーの3Pを2連続で外してしまいますが、簡単に開けてしまうスパーズ。コリンズのパスミスからそのNAWがレイアップを決めて再び17点差に。エースになれないバッセルですが、そもそもエースをやらせるのは無理があるので仕方ない。シュートはちゃんと決めてほしいけどね。
早めに交代したカイルはロッカーに下がっており、この試合欠場とのこと。
17点差に戻されタイムアウトを取ったスパーズですがタイムアウト明けウェンバニャマのポストからプレーを始めますがこれもターンオーバーに。
バッセルがベースラインからジャンパーを決めますが、エドワーズは3Pでお返し。
さらにターンオーバーが止まらないスパーズは再び20点差まで離されます。ブランナムが3Pを決めますが、エドワーズがこのQ9点目のレイアップを決め、ナズが速攻からand1とし22点差。ウェンバニャマも1Qぶりの得点となる3Pを決めますが、バッセルが速攻でマクラフリンにスティールをされるとエドワーズの3Pに繋がります。
次のプレーでもエドワーズはスティールからトマホークで大盛り上がりのターゲットセンター。試合も終わりそうな勢い。
余裕が出てきたウルブスはエドワーズが調子に乗っていつものバンク3Pなんか狙ってますが、結局67-85の18点差で4Qへ。スパーズのオフェンスはもう打つ手がないって感じになってきた。
そういえばソーハンが全くと言っていいほど存在感がなくなってるよね。3Qもいるのかいないのかわからないくらいだったし。
4Qウルブスはコンリー、マクラフリン、NAWと並べてツービッグ。
オスマンに3Pを決められるもナズのドライブが決まり、ゴベアはウェンバニャマを押し込んでダンク。先輩とはいえゴベアにポストプレイでやられるのはよろしくないぞウェンバニャマ。
さらにコンリーが連続3Pを決めあとはコントロールだけの雰囲気に。マクラフリンも今日3本目の3Pで続きます。
残り5分でスターターに戻したウルブス。カイルがいないので代わりにナズがはいって、コンリーの代わりにモリスになっています。
しかしウルブスのオフェンスがたらたらしている間に気づいたら12点差に。残り3分。
モリスがミドル決めますが、バッセルがオフボールで大きく動くとC&Sで3P。それでもウェンバニャマの3Pが外れゲームオーバー。最後にジョンソンの連続3Pとシャンペニーのスティール速攻がありましたが105-114でウルブス勝利。
点差がついていたことで緩んで締めが甘くなりましたがとりあえず勝利のウルブスですが、サンダーも同日ロケッツに勝利したためにいまだ同率首位に。