前の試合ホーネッツに敗れて痛い連敗となりサンダー、ナゲッツに同率首位とされてしまったウルブス。サンダー戦でロースコアゲームに持っていきながらエースの差で負け、ホーネッツ戦ではエドワーズのコンディションに問題がありながらKATの大爆発によってハイスコアリングゲームになってしまい連敗となりました。
ウルブスは自分たちの強み、何故勝ってきたかを思い出し再び調子を取り戻せるでしょうか。一方のウィザーズは全く試合を見ていないのでイマイチわかりません。プールとクズマを中心選手に据えてはいますが、そのプールは酷いパフォーマンスを見せクズマもエースとしては物足りなく下位に沈んでいます。あ、でも一応この間バグリーを獲得してたなそういえば。
コンリーが欠場のウルブスはNAWが代わりにスターターですが、マクラフリンをスターターにして2ndユニットはそのままのが上手くいく気がするけどね。
ウルブスはKAT、エドワーズが3Pを外しリバウンドからウィザーズの速攻とクズマがカットからレイアップを決めると即タイムアウトのフィンチ。2本ともケアレスミスだったので連敗している中で気持ちが入ってないスタートをしたのを嫌がった感じ。
前の試合とうって変わってよくないKAT。ディフェンスでもアブディヤに抜かれてダンクに繋がると、続けてアブディヤのドライブにファールしてしまいます。と思ったらゴベアとのPNRから見事にアシストしたわ。
プールにやらせておくのが1番楽に守れそうなウルブスですが、そのプールのプルアップミドルにファールしてしまうマクダニエルズ。脳筋ウルブス。
ですがそのプールが2回のトラベリングでターンオーバー等で点数が止まると、ウルブスはエドワーズのアタックからFTを量産しリードを奪います。その後カイルをPGにしビッグラインナップにしますがほぼビッグラインナップの強みを出せずにマクラフリン投入。
ウィザーズはプールがスローインのパスを見ておらずクズマのパスがエドワーズに渡ったり、クズマはエドワーズ相手になにもさせてもらえずパスアウトしたり、エース達がちょっと酷い出来です。でもまぁいつもこんなもんって言われたら納得するけどね。
そんな中でバグリーとクリバリだけが気を吐きます。バグリーはインサイド合わせから得点していくとKATから2つ目のファールを引き出しファールトラブルに。クリバリは速攻でいいコースを走ってダンクを決めます。
ラストオフェンスで失敗しジャンプボールになりますがここでもバグリーがボールを拾いアブディヤにパスを捌くとライトのゴール下に繋がり30-24で1Q終了になります。
1Qウィザーズはペイント内で18点とアシストも8本とインサイド合わせで得点しましたが、3Pを3本しか打っておらず1本も決まっていないのでフロアを広げられず、プールのターンオーバーも3つとオフェンスで困っていました。ウルブスは特筆してなにかが素晴らしかった訳では無いですが、エドワーズのアタックを止められないなど、単純に個々のマッチアップで勝てているのでこのままディフェンスが崩れなければって感じ。
2Qキスパートがミルトン相手に1本決めますが、2回目はミルトン止めキスパートからスティールすると速攻ナズのダンクになり、トランジションではディフェンスでアブディヤとバグリーがナズに2人いってしまいKATのダンクに。
ですがここから切り替えの早くなったウィザーズについていけないウルブス。ディフェンスへの戻りとマークマンを捕まえるのが遅く、ウィザーズに連続得点を許します。ですがここはタイムアウト無しで耐えるフィンチ。
ウルブスはミルトンがちょっと厳しいね。アウトサイドが入らないのもあるけど、ショートレンジも外す始末。TBJを試したほうがいいよね。
走られたウルブスはミルトンを残してゴベアワンビッグのスターターに。ミルトンに復調してもらわないと困るっぽいフィンチ。しかしこれでオフェンスに困ってしまい1点差になったところでKATを戻します。期待に答えられなかったミルトン。
KATに代わるとさっそくドライブからダンクを決めるエドワーズ。ミルトンのシュート問題もあればポジショニングの問題も大きそう。まぁミルトンは捨ててヘルプに行けてもKATは捨てられないよね。
ですがアブディヤのアタックに対してファールしまくるKATは入って最初のディフェンスでアブディヤにファールし3つ目ですぐベンチへ。
再びワンビッグになりますが、ウィザーズのトランジションを止められないウルブスはアブディヤの3Pで同点とされます。
その後はエドワーズエドワーズで得点しますが、こちらもアブディヤにファールして3つ目でベンチへ。アブディヤに追い出されるウルブスのエース達。ナズが入ってツービッグにします。
オフェンスでもアブディヤは3Pを決め再び同点に。ゴベアがファールを受けFTを2本沈めますが、リバウンド争いでファールしてしまいFTを与えるとクズマ、シャメットにも3Pを決められ57-59とリードされて前半を終了します。
ディフェンスの問題が大きいウルブス。コンリーの欠場とKATのファールトラブルが影響するってことはなさそうだし、むしろディフェンスだけ考えたらその2人がいない方が良くはなりそうなもんだけど。
ターンオーバーからの得点、セカンドチャンスの得点で圧倒しているウルブスですが、ウィザーズにEFG59%を許しており、インサイドでの失点を減らさないとなりません。
しかし後半もアブディヤの崩しからクズマのドライブ、ギャフォードへの合わせでダンクされて始まるとオフェンスではエドワーズとゴベアのPNRでパスミス。続けてトラベリングのエドワーズ。
そしてKATとのマッチアップを完全に優位に進めているアブディヤがミドルを決めます。ディフェンスでやられるのはある程度仕方ないにしてもオフェンスで全くやり返せないKAT。
前半はプール担当だったマクダニエルズが後半はタイアス担当になりプールにはNAW。クズマにエドワーズは変わらず。
ウィザーズのシュートが落ち始めるとアタックモードのエドワーズ。3P、ドライブからのフック、FTとリードを作ります。が、タイアスのドライブにファールして4つ目になってしまいます。
これでエドワーズはベンチへ下がりますが、KATがポストから2つ決めるとディフェンスの強度も上がってきて、ウィザーズがクリバリとバグリーを並べていることもあり3Pよりもインサイドを守ることを強調します。
ですがクズマに3Pを決められるとサイドスローインからスクリーン1個でクリバリをフリーにしてしまいダンクに。この日はミルトンを使いたがりのフィンチはマクラフリンよりも先にミルトンを投入してきます。でもまぁ今日はあんまりマクラフリン効いてなかったしね。
同時に入ってきたナズとKATのツービッグになるとバグリーにインサイドを荒らされるウルブス。アウトサイドまで追いかける2人なのでリバウンドは手薄になります。
ただオフェンスリバウンド以外は結構守れているウルブス。3Q終盤には見事なローテとオフボールスイッチでターンオーバーを誘いそのオフェンスでミルトンがオフェンスリバウンドに飛び込み押し込むと最後はKATがこのQ点目のドライブを決め90-78と逆転して4Qへ。
ここまでファールトラブルのエドワーズを4Q頭からミルトンとマクラフリンと並べるフィンチ。
エドワーズのハンドラーからゆったり始まるウルブスオフェンス。いい流れで4Qを開始します。
ウィザーズのターンオーバーにも助けられ、キスパートがダンクを失敗するとエドワーズがプルアップ3Pを決めウィザーズはタイムアウト。
タイムアウト明けバグリーにオフェンスリバウンドを押し込まれますが、KATが3Pを決めてウルブスは100点に到達。
さらにエドワーズの見事なキックアウトからKATが3P。試合を決めに行きます。ですがウィザーズもアブディヤがKAT相手にand1を決めるとクズマがフローターを決めて1桁差まで戻します。残り4分。
ゴベアがFTを2本決めますが再びアブディヤにand1を決められます。アブディヤが無双してる。
しかしエドワーズがドライブから決めると、次のオフェンスでもドライブからFTを獲得し2本決め、最後はドライブからand1で勝負あり。終盤のオフェンスでプールが2本の3Pを決めきれなかったウィザーズ。プールに頼ったウィザーズというよりもそこに居るのがプールだったことがウルブスとしては助かった。
最終スコアは118-107。これで連敗脱出のウルブスはB2Bでネッツ戦に臨みます。
