ブレイザーズ、クリッパーズに連勝したウルブス。アウェイでのピストンズ戦です。
ピストンズはNBAワーストタイ記録の28連敗を喫した後カニングハムの欠場もあり再び7連敗しますが、前の試合ではバークスの大爆発もありウィザーズに勝利しました。
ピストンズはとにかく守れない上に3Pが非常に少なく試投数、成功数、成功率全てでリーグワースト3に入っており、インサイドを厚く守るウルブスとの相性はかなり悪いように感じますが果たしてどうなるでしょう。
ウルブスはいつものスターターでピストンズはこの試合もカニングハムが欠場でヘイズとアイビーのバックコートコンビに。
ウルブスはコンリーのオフボールスクリーンでゴベアがゴール下フリーになり最初の得点に。あんまりみない形のセットだったね。
わりと簡単にコーナーが空くピストンズディフェンスですが決めきれないウルブスですがマクダニエルズがコーナーからのドライブを決めていきます。さらにエドワーズのドライブが外れると、ゴベアの押し込みになります。
ピストンズもアイビー、ヘイズが短い距離のシュートを決めるとスチュアートがKATをブロックしてデューレンの得点に繋がります。
試合は開始5分で17-17とかなりのハイスコアで進みます。エドワーズがヘイズの手に負えないのでドライブからどんどん崩されていくピストンズですが、ヘイズのミドルが数本決まっていてアイビーもコンリー相手にスピードで優位にドライブ出来ています。
オフェンスでは全く苦労していないウルブスですが、ディフェンス面でかなり苦労しています。珍しい。
特にアイビーとヘイズに対してアウトサイドまで追いかけるのでミドルレンジでわりと自由にさせちゃってる。ピストンズはここをアンダー気味に守られるとシュート力の問題が出そうなんだけどね。
ワンビッグにしたピストンズはバークスが連続得点に。エドワーズのものすごいダンクとゴベアで得点するも、ピストンズもノックスが3P。エドワーズのテクニカルもあり中々引き離せません。
1Q終盤にはトンプソンがエドワーズとのリバウンド争いに競り勝つとエドワーズの2つ目のファールを引き出します。
39-40とピストンズに40点も許しリードされて1Qを終了します。
2Qはカイルからのパスがターンオーバーになれば、速攻でそのカイルがスティールするなどターンオーバーで始まります。
ピストンズがドライブからトンプソンに合わせてダンクになると、ウルブスはスローインからKATのこの試合3本目の3P。KATに好き勝手やられたピストンズはタイムアウト。
スチュアートを入れてKATを止めに行くと見事に1対1を止めます。が、オフェンスではレイアップを外したのでおあいこに。
すると今度はナズで攻めるウルブス。ピストンズはアイビーとヘイズを戻すとアイビーのプルアップ3P、ヘイズがドライブからインサイド合わせ、アイビーのドライブと効きまくります。
1Qと違いロースコアの展開になりますが、中々ウルブスペースにはなりません。
それでも2Q終盤にはエドワーズ、マクダニエルズの3Pが決まり70-62とリードを作って前半終了します。
ガード陣のアタックに困った前半だったウルブス。特にコンリーがスピードに対して無力でした。オフェンスでは70点取っており順調なのがよかったけどね。
一方ピストンズは守れないのは仕方ないとしても、オフェンスである程度対抗できたのは悪くはないでしょう。アイビー、ヘイズ、バークスのアタックから作ってインサイドへの合わせもあり、アウトサイドがそんなに入ってない割には62点も取れました。
後半はエドワーズのドライブからゴベアへの合わせ、ヘイズのミドルが決まって始まりますがお互いにオフェンスで上手くいかない時間が続きます。
FTで得点するピストンズですが、コンリーとKATに3Pを決められて11点差に。ちょっと地力の差が出てきた感じ。
ですがアイビーが止められないので点差は2ケタ1ケタを行ったり来たりになります。エドワーズが止められるとアイビーの3Pで3点差まで詰めるピストンズ。
98-90で3Qまでを終了し最終Qへ向かいます。B2Bのグリズリーズ戦が控えてることを考えるとPTマネジメントしたかったのですがそんな事言えなくなってきた。
4Qこの試合オフェンスでも活躍しているNAWが3Pを決めるとコンリーも3Pを決め12点差とします。ウルブスはゴベアのワンビッグにしてドライブを止めに行きます。
少しするとスターターに戻しますが、精彩を欠くエドワーズ。アタックしてもターンオーバー連発になります。
アイビー対策でコンリーからNAWにしますがそのアイビーに3Pを決められ残り4分で6点差に。試合を決められないウルブス。
ですがマクダニエルズとKATが3Pを決め、ピストンズオフェンスを2本抑え再び14点差に。残り2分。
結局124-117で試合終了。予想外の苦戦を強いられましたがなんとか勝利。