さぁ長かったシーズンもついにファイナルです。
ここまで試合、試合、試合と楽に勝ち上がってきたセルティックスに対して少し試合数の多いマブス。ここまでの疲れが影響することが多いファイナルですが、このシリーズは果たしてどうなるでしょう。
ポルジンギスが復帰のセルティックスですがゲーム1はベンチからスタート。
マブスはジョーンズの3Pから始まりますが、ここが入るかどうかってのはかなり大きな要素になりそう。
セルティックスはオフェンスリバウンドの連打からアウトサイドを打っていきますが、これが決まらず。逆にマブスにインサイドを攻められリードを許します。
しかしホーフォードの3Pが決まると、ブラウンがドンチッチからスティールし速攻。
ポルジンギスとライブリーが同じタイミングで入ってくると、すぐにタイムアウトに。
ドライブからキックアウト、アウトサイドの形が出来上がっているセルティックスはホワイトが2連続3Pを決めると、ポルジンギスがゴール下を守り切り続くオフェンスでドンチッチからファールドローに。
セルティックスはテイタムをライブリーにマッチアップさせポルジンギスを引き出されるのを防いでいます。まぁ代わりにハウザーが呼び出されるんだけどね。って思ってたらそのハウザーがドンチッチからスティール。
ポルジンギスが効きまくっている1Q。インサイドでも体張ってポストアップからリバウンドからしっかりやるし、ライブリーにプレッシャーをかけられると抜き去ってダンク。KATと高さ以外はそんなに違いないと思うんだけど、完全に困っているマブス。
タイムアウトを取ったマブスですが、テイタム、ポルジンギスと連続3Pになると、ポルジンギスのブロックからハウザーの3Pに。一気に17点リードになります。
初めてのファイナルで気合が入っているのかポルジンギスはグリーンの速攻ダンクまでもブロックし1Qだけで11得点3リバウンド3ブロック。
セルティックスが20-37と大量リードを作り2Qへ。
2Qドンチッチが戻ってきたマブスですが、セルティックスの3Pが止まりません。
3P連打で空いたインサイドへブラウンがドライブからダンクをぶち込み完全にセルティックスのペースに。さらにホーフォードとポルジンギスを並べてツービッグにし先手を打っていきます。
1Qに続いて簡単ではないシュートを決め続けるポルジンギス。しっかり体を当てフィジカルにポジションを取っていくポルジンギスなんか見たことないよ。なんにせよポルジンギスの連続得点で差は21点に広がります。
ここまで精彩を欠くドンチッチ。ボール運びでブラウンに再びスティールされたり、レイアップを落としたり。
遂にテイタムの3Pで29点差に。試合終わりそうなんだけども。
ミスマッチになっても基本ドンチッチがインサイドに入ってくるまでは人数をかけずに、フェイクには飛ばないようにすることで守れているセルティックス。ステップバックで3Pを決められるのは仕方ないって感じか。
結局前半最後にドンチッチのステップバックが決まり42-63で後半へ。
セルティックスのディフェンスに完全にハマってしまったマブス。セルティックスのアウトサイドが入りすぎたのは仕方ないけど、だったらインサイドアタックは止めないと。
後半ドンチッチのドライブから始まるマブスですが、スクリーン1つでホワイトを空けてしまい3Pを食らいます。
さすがにシュートが落ち始めたセルティックスですが、ホーフォードがドンチッチのステップバックをブロック。すぐにブラウンからチャージドローで取り返したけどね。
なんとか16点差まで来たところでタイムアウトのセルティックス。
前半良かったポルジンギスを投入しますが、ドンチッチの3Pで13点差に。さらにドンチッチがポルジンギスからスティールするとカイリーのミドルで11点差。わからなくなってきた。
ドンチッチは続けて3Pも決め8点差に。シュートが落ち始めるのを我慢強く待ち、オフェンスはドンチッチが決めるのを待ったキッド。
しかしセルティックスもしっかりドライブ&キックアウトに立ち返りテイタムの3Pに。
再びセルティックスのオフェンスに振り回されだすマブスは3Q終盤に再びランを許し66-86と20点差に戻されて最終Qへ。
4Qはブラウンのドライブで始まるとポルジンギスのブロック。セルティックスはプリチャードをホリデー、ホワイトと並べてテイタム、ポルジンギスのワンビッグに。いろんな形を使えるセルティックスに対して打つ手がなさそうなマブス。
そのホワイトとプリチャード2人でドンチッチからスティールすると速攻。マブスはオフェンスが苦しくホリデーの3P、ブラウンのFTで25点差になると主力を下げて白旗のマブス。
試合は5分を残して終わりますが、スターターを下げないマッズーラ。強烈な勝ち方でマブスに印象を残したいのかね。
最終的に残り3分弱でスターターを下げたセルティックスが89-107で完勝。ホームでの初戦を制しました。