前戦ハリバートン抜きのペイサーズを撃破し首位を快走しているウルブスは敵地でヒートとの一戦。
ヒートはバトラー、ヒーロー、アデバヨにケイレブとアデバヨのスターター。最初の得点はエドワーズのパスミスからアデバヨのダンク。
その後は両チームシュートが入らない展開になりますがエドワーズ、マクダニエルズがヒーロー相手に決めれば、ヒーローオフェンスリバウンドから得点。
お互いディフェンスのミスから失点を重ねます。ミスが多いウルブスが劣勢になり0-10のランを喰らいます。
早めにナズリードのワンビッグに変更したフィンチ。ハードに戦ってくるヒートなのでゴベアのサイズがあまり効果がありません。と思ったらすぐKATを戻してナズとのツービッグに。しかしバトラーにand1を献上してしまうKAT。
攻守両面でミスが多くファールも増えたウルブスは1Qで33失点を喫し22-33で1Qを終えます。
2Qフルコートで当たったりゾーンに変えたりウルブスに的を絞らせないディフェンスをするヒート。オフェンスではハケスがナズリードに対して積極的にアタックし得点していきます。
ウルブスもゾーンにしますがスクリーン1つでダンカンロビンソンをフリーにし3Pを決められるとトランジションでも3Pを決められ17点ビハインドに。
さすがにやばいと思ったのかスターターを投入するフィンチ。
ヒートはダンカンのパスが連続ミスになるとKATと速攻で10点差まで戻します。しかしインサイドフィニッシュが上手くいかないのでアウトサイドもフリーにならず再び点差を戻されます。
個人技でなんとか試合を終わらせないエドワーズですが、速攻をゴベアがミスるとコンリーも簡単なパスミスからヒーロー速攻を決められてしまいます。ミスのオンパレードなウルブス。それでもエドワーズが3P、ドライブと決めていきます。久々にゴリゴリのエドワーズ。
前半終了間際にはスティールからラストオフェンスにしたエドワーズですがカイルのオフェンスファールからフィンチがテクニカルを吹かれ54-65で後半へ。
ターンオーバーが多かったウルブスですが、原因はオフェンスがバタついていることでヒートのプレッシャーに対して浮足立ってしまっているので、KATとエドワーズのハンドラープレイでシンプルに崩していったほうがよさそう。
ヒートはフィジカルに守ることとシュートを決められても素早くオフェンスを展開することでツービッグ特にゴベアの脅威を薄めており、ウルブスが去年も弱点だった展開の速さを上手く利用しています。
後半は開始からゆったりゆったり始めるウルブス。オフェンスリバウンドに絡むのもゴベアだけにし、トランジション対策としています。
ヒートもスローダウンは苦手じゃないはずですが今シーズンはウルブスのが1枚上手。1ケタまで追い上げます。
しかし今日はコンリーがちょっと酷い。プレッシャーに対して逃げるようにパスをするのでヒートディフェンスの餌食になっています。
マクダニエルズがヒーローに押されてるのも厳しい。それでもエドワーズがエースムーブ連打するとチームとしても落ち着きが出てくるウルブス。
ダブルチームに突っ込んでいってシュートミスなどもあるエドワーズですが、エースがエース仕事をすることでチームメイトへのプレッシャーが少なくなり他の選手がやりやすくなります。これに呼応するようにKATも個人技でヒートディフェンスをこじ開けていきます。
ほぼフル出場のエドワーズは最後もめちゃくちゃなタフショットをねじ込み77-83として最終Qへ。
4Q始めはしばしの休憩のエドワーズ。ハケスがシュート時に倒れて戻るのが遅れるとNAWがコーナーから3Pを沈めてスタート。
その後もNAWがスティールから速攻の先頭を走りナズの所でミスマッチを作れば、ゴベアがアデバヨを止め、リチャードソンの3Pはフリーにしてしまいますがこれが外れ、コンリーのFTで遂に同点とします。
同点でエドワーズが戻ってくるとハケスのゴール下が外れトランジションでコンリーが強気の3P。これを沈めて試合開始直後以来のリードとなります。
コンリーはここからゴベアとのツーメンゲームでプルアップ3Pを沈めますが、ヒートもダンカンが3Pを決め返します。
徐々にディフェンスも激しくなるウルブス。マクダニエルズがヒーローを完封し返す刀でエドワーズがドライブを沈めます。
ダンカンに再び3P沈められますが、エドワーズがオフボールカットからダンクを叩き込めば、ゴベアがアデバヨの1対1をブロックするとエドワーズが速攻でダンク。
ゴベアはもう1本アデバヨを止めますが、マクダニエルズがリバウンド時にファールし退場に。代わりはNAW。
リチャードソンが3P、KATがバトラーを吹き飛ばしてミドル、アデバヨがハイポストからジャンプシュートを決めると残り1分ほどでウルブスの1点リード。
エドワーズの3Pが外れるもKATがバトラーの上からリバウンドをもぎ取るとゴベアへアリウープパス。3点差にします。
しかしヒーローもゴベアの上からジャンパーを沈めます。
ウルブスの残り45秒のオフェンスでエドワーズがポストアップからフェイダウェイをねじ込んで3点差に。エースの中のエース。
ヒートはサイドからのスローインでバトラーの3Pを狙いますが外れてゴベアのリバウンドに。ファールゲームになりますが最後はNAWが2本とも沈めて112-108で勝利。