お互いに前の試合でシーズン初勝利を上げたホークスとウルブス。ウルブスはこの試合からマクダニエルズが復帰です。
ホークスはヤング&マレーにハンター,ジョンソン,カペラのスターター。今シーズンのジョンソンには期待しているのでスターターなのは嬉しいね。
復帰早々マクダニエルズはヤング担当。スクリーンにはよく引っかかるマクダニエルズだけどサイズがあるので後ろから追いかけてもそれなりに守れそう。
ウルブスはゴベアとKATが離れて始まるだけでなく、KATのポストアップから逆サイドへのキックアウトなど昨シーズンには見たことない様な見事なオフェンスで攻めていく。
外れたけどKATがコーナーからコーナーへ動いてコンリーが空く場面があったり。この試合で復帰のマクダニエルズも3P2本とダンクで早くも8得点。ナズは引き続き好調なようででてきてすぐ2本の3Pを決める。
ホークスもゴベアとKAT相手にP&Rで攻めていく。マレーは躊躇なくミドル打ってくるからヤングよりやりやすそう。
お互いにびっくりするくらいシュートの決まった1Qは42-35で終了。エドワーズが14点5アシスト。
2Qウルブスのオフェンスは1Qほどの良さはないものの速攻で点数を稼いでいく。NAWでヤングを抑えに行くも精彩を欠くNAW。FTも2本とも外してるしシュートも不調。
たまらずマクダニエルズを戻してヤングのマークに。
ゴベアのポストからカットしてきたKATに合わせてダンクが決まって2桁リードになったところでタイムアウト。
ホークスもベイの3Pなどで抵抗するもマクダニエルズを嫌がるヤングとエドワーズにマッチアップされてるマレー。ここから打開できないとなかなかきついね。ベイもKATのポストアップでいじめられてるしね。
ゾーンに対して1発目は面食らってオフェンス失敗するもその後は簡単に攻略してゾーンを諦めるホークス。
この試合のいいところはビッグマン同士のアシストも出てるところよね。まじでなんでこんなによくなったんだって感じ。
最後は速攻でカイルがレイアップ外すも79-60で前半終了。
エドワーズが脅威のパスセンスを見せて20点5アシスト。チームとしてウルブスはFG67.4% 3P66.7%ターンオーバーも2つだけとシュート入り過ぎな上に出来が良すぎ。
ホークスもFG,3P共に50%で悪くないんだけどね。
後半は立ち上がりからピリッとしないウルブス。まぁ大量リードあるしこんなもんか。
とか言ってたら雑なオフェンスから走られ10点差に。おやおや?流れが良くない中で残り8:00でタイムアウトとるまでエドワーズがほぼオフェンスに絡まないとかいう意味分からない事してる。
前半と違いパスも人の動きも少なくなったウルブス。TOR戦のようにオフェンスがよくなくなるとトランジションディフェンスが崩れていく。KATの個人アタックとか連発しても解決しないよねそりゃ。
時間が経つに連れて少しづつオフェンスは作れるようになったものの1回崩れたリズムを立て直せないウルブスはターンオーバー連発で遂にリードは1桁に。
しかしエドワーズエドワーズでなんとか押し返す。チームオフェンスが停滞したらエースの仕事の時間。1Qは見事にチームオフェンスを作り上げ、キツくなると個人技で突破していく。今まではチームが止まると一緒に消えることが多かったエドワーズですがこの試合はしっかりエースしてる。
エドワーズが止めてくれた流れだったがチームオフェンスをしようとして再び止まるウルブス。もうエドワーズエドワーズで良かった気がするけどちゃんと作りたかったフィンチ。
マレーとボグダノビッチの連続得点で結局98-98の同点まで追いつかれて最終Qへ。
キツイ時間にスターター引っ張るのはフィンチの悪い癖よね。短い時間マクラフリンでも使ってちょっと変化をつければまた変わったかもしれないのにね。
4Q乗ってるマレーに対してコンリーをマッチアップさせ早速やられるウルブス。しかしマレーが止まらないどころかヤングも乗ってきて完全にホークスの流れに。
オフェンスでは連続でショットクロックバイオレーションでターンオーバー。完全に止まったウルブスとここに来てヤングマレーが止まらずに11点リードになるホークス。
ビッグマンの運動量が明らかに減ったことでP&Rに対してもドライブに対しても全部が遅い。特にゴベアはオフェンスでのダイブもなくなりちょっと酷い。
エドワーズがヤングに対してポストアップしてもボールが入らずオフェンスファールになる始末。
結局オコングにまでインサイドを荒らされてヤング、マレー、オコングの3人で23点も取られてるし。
4QFTも0本。オフェンスが完全に止まり、トランジションで走られツービッグを狙われたウルブスは打つ手ないまま113-127で試合終了。
[前半 / 後半]
エドワーズ
得点
20 / 11
アシスト
5 / 2
ウルブス
ターンオーバー
2 / 8
TOからの失点
6 / 15
エドワーズのアシストが消え失せて無理にシュートに行ってねじ込む形が増えた後半。
フィンチの問題なのかコンリーの問題なのか苦しくなればなるほどにコンリーとゴベアのツーメンゲームが増え、エドワーズはマクダニエルズは消えていきました。
加えてツービッグを崩すことをしなかったフィンチ。これは完全にフィンチの問題なのですが、マクラフリンも使うことなく、マレーにやられて苦しい時間でも前半微妙だったNAWを再び信じることをしませんでした。
その結果ツービッグはヤングとマレーのP&Rの餌食にされ、トランジションでボコボコにされました。3Q途中でスモールにするなりワンビッグにするなり走り負けないorディフェンス辺重のラインナップにしてもよかったのでは?と思わざるを得ません。
次はDEN戦です。開幕から順調に勝っているナゲッツを相手にどんな試合をするのか。フィンチは改心できるのか。
チームとしてもいい部分は見えており、エドワーズはさらにスペシャルになっているのでフィンチの手腕が問われるでしょう。