今大会好調のボグダノヴィッチとバランチュナスの高さ強さの戦いかな。
最初のプレーでボグダノヴィッチがスティールから速攻を決めたかと思えばリトアニアはバランチュナスがポストアップと3Pでお返し。
序盤からリトアニアは積極的に3Pを打ってるんだけどそれがまぁよく決まる。
バランチュナスのポスト起点でオフェンスを作るリトアニアに対してセルビアはダブルチームなしで対応出来てるのは大きいね。
高い位置からプレッシャーをかけるセルビアはターンオーバーを誘発して速攻で得点を重ねてゆく。リトアニアはオフェンスリバウンドから。
お互い相手のオフェンスを止めるのは難しそうな感じ。
1Qは25-24でリトアニア1点リードで終了。
リトアニアはよくオープンを作ってるとはいえ3Pが71%は決まりすぎ。ここが落ちてきた時にどうなるか。
2Qに入るとセルビアのハーフコートでもプレッシャーが強くなり中々攻め手がないリトアニア。
しかし中盤になるとバタバタしていたリトアニアはヨクバイティスがポストからオフェンスを始める形を作って落ち着くが、ボグダノヴィッチの3Pで今日最大の8点差に。さすがに3Pも決まらなくなってきたリトアニア。
お互いのタイムアウト開けのプレーではリトアニアが3Pを打たせるプレーを選択したのに対してセルビアはミロティノフのインサイドフィニッシュを選択。
結局前半はセルビアが11点リードして終了。
アウトサイドにプレッシャーをかけてバランチュナスを消すことに成功したセルビアとオンボールオフボールどっちでも仕事ができるボグダノヴィッチに対して答えがなかったセルビア。
ヨクバイティスがもうちょっとバランチュナスを使ってあげられるといいんだけどねー。
後半ヨクバイティスとバランチュナスのPnRからクロスコートパスで3Pが決まると次のオフェンスでは再びPnRから今度はバランチュナスのゴール下をお膳立て。
自分の速攻も含め最初の8得点全てに絡んだヨクバイティス。ディフェンスではスクリーンに対してアンダーで守りすぎてヨビッチに3P決められてたけどね。
しかし序盤はヨクバイティスで追い上げたリトアニアですが、徐々にディフェンス力の差が出てきてセルビアの16点リードに。
ちょっとこの16点差で決まっちゃった様な雰囲気。
ここからセルビアが大きく崩れるのが想像つかないのよね。
リトアニアはそこそこフリーは作れてるんだけどセルビアの寄りとローテが早いのでワイドオープンでボールを受けてもどこか急いで打ってるのでそりゃ成功率も上がってこないよね。
最後はセルビアが連続で3Pを決めて57-82にして勝負あり。
最終スコアは87-68。
セルビアのスピードについていけなかったリトアニア。ドライブを止められないってのは純粋にスピードで負けてるのと、カットプレーが連続するせいでヘルプが消されてるからよね。
アメリカに勝ったリトアニアを完璧に打ちのめしたセルビア。次はスロベニアとカナダの勝者と対決。