ウルブスファンの独り言

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準々決勝 ドイツ - ラトビア

統率の取れたオフェンスでNBA選手のベルターンスに頼ることなくここまで上がってきたラトビアは今大会一番のサプライズ。

一方NBA選手を中心に死のグループを突破し順当に決勝トーナメント進出のドイツ。ラトビアはシュルーダーをカリカリさせることが出来るかどうか。

ドイツのスターターにはボンガが入ってベルターンズにマッチアップしてるけど、ベルターンズに高さのミスマッチで簡単に3Pを打たれるのを嫌がってるように見える。

しかしアウトサイドもドライブもいまいちなボンガではベルターンズのディフェンスをいじめられない。ラトビアもなるべくベルターンズのところはスイッチしないようにしてるっぽいしね。

1Q中盤にフランツがベンチから出てくるとシュルーダー相手にスイッチさせられたりしてるんだけどなかなか上手くそこを使えないドイツ。

するとそのベルターンズが3Pを2本決めて10点リードを作るスタート。ベルターンズが当たりの日だとドイツにとってはかなり困ったことになりそう。と思ってたらディープ3Pで3本目を決めてきたベルターンズ。これでドイツは完全にベルターンズを意識しながら守らないといけないようになるね。

しかしドイツもシュルーダーが下がるとミスマッチをしっかり使えるようになりオフェンスの流れが良くなり1Qは13-16で終了。この大会では珍しくかなりロースコア。ベルターンズの3Pが3本もあったのにね。

2Qワグナー兄弟とティアマンを並べてディフェンスからリズムを作るドイツ。アウトサイドまでちゃんと追いかけることでシューターが思い切りよく打てなくなっていく。

また思い切り打てなくなることでドイツのディフェンスは一瞬遅れても大丈夫になりスクリーンの対応に少し余裕が出てきた。

逆に困りだしたラトビアはベルターンズがフロッピングでどうにかしようとするもノーコールで流されてる。当たり前。

しかしここからラトビアは3Pをおとりにドライブで攻めていく。色んなパターンでオフェンスを構築できるのはさすが決勝トーナメントまで上がってきたって感じよね。

更にベルターンズが休憩して戻ってくると即3Pをヒット。まじで当たりの日っぽい。

ドイツはローが終了間際にプルアップで3Pを沈めて前半終了。36-34でドイツリードだけどラトビアのペースって感じ。

前半2本しかFTを打てなかったラトビアは後半もう少し増えないとジリ貧になりそう。ベルターンズが当たり続けるとは限らないしね

一方のドイツはラトビアの弱い所をしっかり突けるかどうかとベルターンズに振り回されすぎない事が大事。

って言ってたらベルターンズが3Pを決めながら後半スターターのフランツからファールをもらってスタート。4Pプレイ。

またラトビアは#55のジャガーズがとてもいい仕事してる。ドライブ決めたかと思えばスクリーン使ってプルアップ3Pも沈める。

ドイツはもっとベルターンズとフランツのところを狙えばいいのに全然やらないね。たまたまボール回ってきた時は一瞬でぶち抜いてファールもらってたし、何故ベルターンズ狙わないんだろう。

ベルターンズにつかれてるフランツをコーナー待機させてトップからシュルーダーの1対1とか。シュルーダーって感じ。

それでもディフェンスで効いてるシュルーダーはスティールからの速攻を生み出して一歩前へ出るも、ベルターンズが再び3Pを決めて追いすがるラトビア

3Q最後のプレーではスイッチ誘導してベルターンズとシュルーダーのアイソにしたけどシュルーダーの3Pが決まらず62-59のドイツリードで最終Qへ。

オフェンスが徐々にきつくなってきたラトビア

ドイツはローがフランツを上手く使いながら攻めていく。

フランツフランツからボンガの3P、ワグナー兄のスティールからのダンクで11点リードに。

ここでベルターンズが戻ってくるもローがフェイスガードで張り付いてシュートチャンスを与えないドイツ。

しかしシュミッツとジャガーズが3Pを沈めてついていくラトビア

ローを下げたドイツはシュルーダーのハンドラープレーを繰り返すんだけど引いて守られて難しいミドルを選択してしまうシュルーダー。だったら3Pでいいのに。

スイッチさせてもベルターンズを攻略できないシュルーダー。

とか言ってたらラトビアのスイッチミスからAnd1を決めたシュルーダー。10点差になり厳しくなるラトビアですがシュルーダーがフロッピングでテクニカルを取られクルッツの3Pとジャガーズのドライブで残り1:00で2点差に。

タイスにオフェンスリバウンドを取られFTを与えるも再びジャガーズがドライブから決めて残り33秒2点差。

最後のオフェンスをシュルーダーに託すもベルターンズが守って8秒でマイボールにしたラトビア。でしたがここでベルターンズがボール運んでそのまま難しいディープ3を放ちこれが外れて試合終了。時間もあったしそんな難しいシュートじゃなくてよかったのに。欲をかいたベルターンズ

ジャガーズが何やってんのってジェスチャーで見てたよラトビアンレーザーさん。

こうして千載一遇のチャンスを逃したラトビア。最後悪かったのはベルターンズだけどここまで戦えたのもベルターンズのお陰だしまぁ。

しかしこんなに接戦になるとは正直想像してなかったラトビアNBA選手だけに頼らずここまで来たのはすごいよね。

しかしこれで準決勝はドイツ対アメリカに。アメリカ的にはNBAチックなバスケをするドイツはやりやすい相手だと思うけど果たしてどうなるかね。