ウルブスファンの独り言

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1st Round 日本 - オーストラリア

まさかまさかフィンランドが3連敗を喫し、日本がグループリーグ突破をかけてオーストラリアとの試合に望みます。

スターターは河村と比江島で開始。しかし結局大事なのはホーキンソンがコートに立っている事なする。

 

試合開始からちょっとリースに押されてるホーキンソン。富樫から河村に変わったことでホーキンソンがプレーメイクに関わる事が減りダムダムしている日本。ディフェンスはアウトサイドに積極的にプレッシャーをかけてるけどオーストラリアにとってはこの方が楽だよね。インサイドをガチガチに固められて3Pを打たないといけない状況のが困りそう。

1Q半分ほどで富樫と富永に交代するとハンドオフの連続から富永の3P。フィンランドが使ってたプレーに似てる。外れたけどオフェンスの形としては河村と比江島がアタックしてるよりは良いよね。

と思ったら富樫もダムダムしだした。折角いい形になりそうだったのに。加えて3P連打の富永。フィンランド戦のイメージを引きずり過ぎてる感じの日本。

オーストラリアは外にドンドン出てくる日本に対してフィジカルにドライブをし、カットプレーも決まる。これくらいのプレッシャーならなんてことなくオフェンス出来るよね。

2Qになってもボールに触るのはG陣だけだし富永の3P乱発と河村のドライブしかやってないじゃん。

ホーキンソンがいれば。からホーキンソンがいても。になっていく日本。厳しいね。

徐々に差を広げていくオーストラリア。ボールが動くのに対して日本はよく追いかけてはいるんだけど、守れてるというより走らされてるって感じ。

にしてもギディが素晴らしいね。ハンドラーとしては少しオフェンス困っても落ち着いてタメを作ることで打開し、オフボールではカットプレーからシュートを決めれば、オフボールで動いて味方のオープン3Pをお膳立て。

20点差になった前半終盤にはパス交換だけでワイドオープンを作られる日本。走り回された事でインテンシティが下がってきてる。

結局前半は22点差で終了。そりゃ2Pを75%も決められたらこうなるよね。

3Pに関しても試投数、成功数共にそんな大きな差はないんだけどちゃんとオープンを作っているが入らないオーストラリアに対して、特にアクションがあるわけでもなくただただ3Pを打ち続けている日本。ハンドラーがそのままプルアップを打つので3Pの大半がトップから右45°に偏ってる。

オーストラリアは前半だけで19アシスト5スティール。ターンオーバーも2つだけ。こんな好き勝手やられたらそりゃ勝てないよね。

 

後半が始まってもインサイドを好き勝手やられる日本。完全に乗ってきたオーストラリアはグリーン、エクサム、イングルスにも3Pを決められ3Q3分を残して勝負ありって感じ。

フィンランド戦で頑張りすぎたのか運動量の少ないホーキンソン。それでも日本の中では動いてる方だけどね。

PGの違いを見せつけるオーストラリア。ミルズ、ギディ、イングルスでコントロールして時間を使いながらゆっくりオフェンスをしていく。

日本もオールコートで当たったりしているんだけど、成功してトランジションを作れてもカウンターを喰らうなど細かいミスが多いね。

一応点差的には詰めて17点差で4Qへ。ただもう逆転できそうなオフェンスしてないんだよね。まぁフィンランド戦も素晴らしいオフェンスで勝ったかと言われれば違うんだけどね。

オーストラリアもフィンランド戦は見ているはずなので3Pだけ打たせなければOKな守り方してるね。まぁこの点差があって2Pの取り合いで日本がオーストラリアを上回るのは想像つかないよね。

どんどん酷くなる日本のオフェンス。G陣はプルアップ3Pしか狙ってないようなプレーを繰り返す。

そして残り2分半でギディがディープ3を沈めて完全に試合終了って感じ。

しかし残り2分で15点以上差があるのに渡邊とホーキンソンを使い続けるとかちょっと理解できない。2次ラウンドがあることを忘れてるのかなって感じ。

まぁオーストラリアも残り1分までギディとミルズ、イングルスが出てたけどね。

 

これで一次リーグは敗退となった日本。しかし元々突破は厳しかったので、この後が本番。アジア一位になるには2勝が必須だと思いますが、一次リーグ3試合でホーキンソン、渡辺の酷使が目立ったためコンディションの問題が気になるよね。