ドスンムのデビュー戦となったクリッパーズ戦。クリッパーズもハーデン、ズバッツを放出してガーランド、マスリンを獲得していますが、この試合では出場なし。ウルブスとしてはドスンムのデビュー戦なのでどうドスンムを使っていくかが注目です。加入直後なのでそこまで複雑な役割にはならないと思いますが。
LAC 115 - 96 MIN
完敗です。ほとんど何もいいところなく負けてしまったウルブス。
全体的にエネルギーは不足し、エドワーズはボールを持つ時間が長いわりにオフェンスの構築をすることが全くできず、ランドルもコリンズ中心にほぼ何もできず。逆にレナードはマクダニエルズに守られながら41点8リバウンド2ターンオーバーの大活躍。
試合はレナードが1人で前半24点を奪い12点のリードを奪いそのまま最大28点の差をつけてクリッパーズが何事もなく勝利。試合内容としてはクリッパーズのオフェンスも大したことはなかったのですが、それ以上にウルブスのオフェンスが酷すぎた。シュートが入らなかったのも事実ではありますが、ハイランドが2/4で3Pを決め、何とか繋いでいましたが2Q残り7分ほどでエドワーズが戻るとそこからウルブスは2Q終わりまでで6点しか取れず、15-6のランで突き放されてしまいました。
ゴベアがペリカンズ戦の後にメディアに対して「チームの努力不足と、努力不足の選手はベンチに下げるべき」とチームに批判的なコメントを残しました。ゴベアは「自分もそうならば下げられるべき」と語っており、ゴベアの言っていることが理解できないわけではありません。
が、この発言の後にこの試合だったので、ロッカーの雰囲気や関係性が心配になります。エドワーズも試合中審判に文句たらたらでしたし、さらにほぼ試合が決まった状況でランドルがダンと乱闘。まぁこれは勝っている側のダンがなぜ怒ったのかがちょっと謎なのですが、こういうものフラストレーションを感じさせます。
ゴベアの発言の真意は別として、最近ウルブスディフェンスが簡単にスイッチしてしまうのは気になります。元々チェイスディフェンスが上手なチームではないのですが、ここ最近はゴベアがドロップするのに、ボールマン側のディフェンダーが勝手にスイッチしてしまって、ゴベアが慌ててボールマンに出ていくシーンが増えています。ランドルの所は前から楽してさらっとスイッチしているで変わっていないのと、ランドルの場合であればゴベアとスイッチしてもそこまでのミスマッチになることが少ないのでまぁいいのですが、特に気になるのがエドワーズ。エドワーズもスイッチ自体は前からするのですが、スイッチするにしてもスクリナーに当たって、ハンドラーを追いかけた結果スイッチになるのが今までだったのですが、最近はスクリーンが来た瞬間にスイッチを決めているような動きが気になります。
スイッチングディフェンスをするならゴベアの強みは出ないし、ウイング並べの方がいいのですが、そういうラインナップにしているわけでもないので、選手が勝手にスイッチしている様に見えます。だとすればゴベアがストレスを感じていても不思議ではありません。
あとはこの試合でも見せたスリービッグ。ちょっと気になったのでタウンズがいた時のスリービッグと今シーズンのスリービッグを比べてみました。
ランドル・リード・ベランジェ 11分
OffRtg125.0 DffRtg 141.7
ゴベア・ランドル・リード 49分
OffRtg 118.5 DffRtg 110.0
タウンズ・ゴベア・リード 26分 (23-24シーズン)
OffRtg 126.5 DffRtg 86.8
ゴベアとベランジェは並べることがなかったのでこの3パターンです。まず気になったのが今シーズンゴベア・ランドル・リードを並べる時間が思ったより長いこと。タウンズの時はシーズンで26分だったのに、今シーズンは倍以上スリービッグを使っています。それだけ困ったらスリービッグに頼るフィンチ。23-24シーズンは困ったらマクラフリンって手もあったので、ここの困ったときの手数が減っているのがわかります。
あとはタウンズ時代のスリービッグは守れていたのに対して、今シーズンはそれほどインパクトのあるディフェンスにはなっていません。まぁ全体的にスモールサンプルなので信憑性は低いのですが、タウンズとランドルの違いを考えるとわかりやすく、オンボールのディフェンス力ではあまり変わらないランドルとタウンズですが、タウンズの方が頑張ってチェイスしてくれるのに対して、対人ディフェンスではタウンズよりもファウルせずに守れるランドルですが、オフボールではかなり緩く、ほとんど頑張ってチェイスするシーンは見られません。
オフェンスでもタウンズ時代のスリービッグは、ウルブスで一番信頼出来るシューターがタウンズとリードだったので、この2人がコートに居ることでディフェンスを広げる事が出来ました。逆に今はリードのシューティングは変わらないのですが、ランドルが打ち切らない事でインサイドの狭さが目立ちます。ここに関してはタウンズ時代には困ったらマクラフリン戦術も使っていたフィンチなので、今マクラフリン役がいない事も関係してきます。ドスンムが加入したのでハイランドにそっちの仕事をさせた方が合う気がしますが、フィンチは普通にハイランドを信頼してそうなのでなんとも。
ということでドスンムに関して言えば、まず1番最初にベンチから出てきてスターターに混ざったドスンム。ここはディビチェンゾと交代だったので、主力との相性を見たかったのでしょう。結局25分の出場になったドスンムですが、さすがに加入して1試合目ということもあり、周りが何をするのか、自分が何をするのかまだわかっていない感じでした。がサイズもあるので、コンリーよりもハイランドと並べた時に問題が起こらなさそうなのは良い感じ。
ただクラークの出番が無くなった事と、ディビチェンゾの出場時間も少なかったのでこの辺のプレータイム管理はどうするのでしょう。この試合でもエドワーズ・ドスンム・ハイランドを並べる場面もあり、どうしてもガードを並べたがる感じのあるフィンチなので、単純にウイングの出場時間が削られるだけになりそうなのが心配です。
これで2連敗のウルブス。それも下位のペリカンズとクリッパーズに負けたこととゴベアの発言もあり、なかなか厳しい状況にあるように見えます。次はB2BでNAWの凱旋試合。なんとかオールスターまでの2試合で雰囲気を変えていきたいところ。今日は大敗だったのでドスンムの真価も見れませんでしたし、切り替えてほしい所です。